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ねじれた鐘楼のある教会たち [教会]

フランスのニュース番組で、教会のとんがった鐘楼の屋根が妙にねじれているのを紹介しているのを見たら、無性に本物が見たくなった。しかし、この不況の中、今すぐ飛行機に乗ってでかけるわけにもいかないから、ネットを駆使して行った気分になった。

そこは、フランス西部、アンジュ地方(Anjou)のボジェ(Baugé)という町。この町の半径10キロ以内にこの手の教会が6つある。下記地図の1〜6の印のついた村の教会だ。
                   Bauge-Paris.jpg
Bauge地図.jpg

1. サン・サンフォリアン教会    2. サン=マルタン・ド・ヴェルトゥ教会
(Eglise St Symphorien) (Eglise Saint-Martin de Vertou)
450px-Le_Vieil_Baugé_clocher.jpg Fontaine_guerin_clocher.jpg
3. サン=ジェルマン教会     4. サン・ドニ教会
(Eglise Saint-Germain) (Eglise St Denis)
Mouliherne_clocher.jpg Pontigné_clocher.jpg
5. サン・テティエンヌ教会      6. サン=シール&サント=ジュリット教会
(Eglise St Etienne)    (Eglise Saint-Cyr et Sainte-Julitte )
Fougere_clocher2.jpg Jarzé_clocher.jpg

アクセス:パリから直接行く手段は車のみ。列車なら、まずTGVでアンジェまで行き、その後は路線バスかレンタカーかタクシー。
パリ → アンジェ(TGVで1時間半ほど)
アンジェ → ボジェ 8番か15番のバスで1時間20分ほど(40キロ)

パリから日帰りは厳しいので、アンジェかボジェで宿を取り2泊ほどした方がいいかもしれない。アンジェはさておき、ボジェがメジャーな観光地ではないことは確かだが、よさそうなお城もあるし、人口3,700人だからそれなりの町。こんな田舎に泊まるのも面白いかも。

6つの教会を巡るのはやはり車でないと難しいようだ。健脚なら自転車という手も考えられそう。

ねじれた鐘楼はフランスだけに限らず、ドイツやイギリスなどヨーロッパの各地にあるらしい。その理由ははっきりしていない。もともとまっすぐだったのが、時間が経つに連れてねじれて来たというものもあれば、最初からねじれていたというのもあるらしい。前者の場合は、使われていた木材が時の流れとともに乾燥し、微妙にねじれが生じたのではないかとも言われている。(中には実際に竜巻に襲われた教会もあるとか)

このねじれた鐘楼については、下記のwikipediaに詳しく出ています。(残念ながら日本語版はありません。仏語、オランダ語、エスペラント語のみ。)




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