地中海の島 〜 フリウル群島 〜 [フランスの島々]


4つの島(ポメーグ島、ラトノー島、イフ島、ティブラン島)からなる群島で、メインの大きい島がポメーグ島とラトノー島です。この二つの島は、1822年に出来た堤防でつながっています。
もともとこの群島は海の防衛の要所になっていました。各島の高台には軍の要塞が築かれ、砲台、塹壕、見張り台があちこちにあったそうです。1860年から1900年までの間に作られた軍事施設が現在も残っているそうです。
この群島は1971年から、フランス第二の都市マルセイユに所属するようになりました。マルセイユ市とは言え、ひとたび島に上陸してみると、そこは別世界。地中海をバックに白い岩肌の美しい島の風景が広がっています。しかし、リウ群島とは異なり、こちらは有人の島です。生活している人もいれば、ホテルやレストランもあります。
1970年代に夏のバカンス地として注目され始め、防衛の要所だった島々も、今では観光地としてにぎわっています。マルセイユからほんの30分で地中海の島を堪能できるというお手軽さが良いのかもしれません。毎年50万人もの観光客が訪れるそうです。
映像は→こちら(3分弱。冒頭に20秒ほどのCMあり。)
この群島で一番の観光の目玉、また小説「モンテ・クリスト伯」の舞台として知られているのがイフ島です。小さな島ですが、ここにはフランソワ一世が作らせた要塞がありイフ城と呼ばれています。後年、牢獄として利用されていたこのお城の最初の囚人は、マルセイユの漁師二人だったそうです。いったい何をして捕まったのやら???
下記はイフ城の映像です。鉄仮面やエドモン・ダンテス(モンテ・クリスト)が幽閉されていたとされる部屋も登場します。
いってみたくなりました!
いいとこですね!
by kazenotomo (2010-06-18 02:09)
kazenotomoさん
ご訪問とnice!ありがとうございます。
私も行ってみたいです。
こんな映像見たら行ってみたくなりますよねえ〜。
by carotte (2010-06-19 00:08)