サラダ・ニソワズ [フランスの郷土料理]
フランスでも日本でも、レストランで食事をする時、よくメニューに登場するのがサラダ・ニソワズ(salade niçoise)。つまりニース風サラダ。
パリ→ニース(列車で5時間40分、飛行機なら1時間20分)
このサラダは、もちろんニース生まれのサラダです。
サラダ・ニソワズを作るには、まずは市場で新鮮な生野菜をゲット。トマト、ベビーリーフ、セロリ、ピーマン、ラディッシュなど、火を通さない生野菜ばかりを使って作ります。オリーブ油とほんの少しのビネガーをかけ、さらにツナ、固ゆで卵、アンチョビ、バジル、オリーブをのせてできあがり。本場の作り方を地元のおばさんたちが教えてくれます。ご覧ください。仏版「くいしん坊!万才」風???
映像は→こちら
(ペルノーさんが出てきますが、バカンスに出かける前に放送されたものです。念のため)
他にも、セベット(一見してネギのような野菜)、そら豆、アーティチョークなどこの地域で穫れる野菜を入れたりするようです。お店によってはアレンジして、米、いんげん、ジャガイモが入ることもあります。
映像の後半には、ニース名物のサンドイッチPan bagnat(パン・バニャ)が出てきました。サラダ・ニソワズを、オリーブ油を塗ったパンに詰めればパン・バニャになります。因にパン・バニャとはニースの言葉でオリーブ油を塗ったパンという意味。このサンドイッチ、もともとは漁師や労働者のお弁当だったそうです。これだけ大きなサンドイッチならお腹もいっぱいになります。
庭でサラダを作っていたお宅は道路のすぐそばなんでしょうか、車の音が随分聞こえてきましたね(笑)
by opas10 (2010-07-25 12:32)
opas10さん
ほんとですね。車の音、しっかり入ってますねえ。
by carotte (2010-07-25 21:27)
carotteさんの記事の復習のために、「お菓子好きのための フランス 地方の過ごし方」を岐阜県図書館で借りました。
・コート・ダジュール、プロバンス
・アルザス、ロレーヌ
・バスク、コート・ド・アトランティック
・ローヌ・アルプ、ブルゴーニュ
・ノルマンディ、ブルターニュ
のお菓子、料理、レストラン、観光スポットなどが紹介されています。サラダ・ニソワーズも載っています。
by wattana (2010-07-27 18:00)
wattanaさん
図書館にありましたか。
お菓子だけじゃなく、フランスの東西南北の地方の料理が網羅されているわけですね。ちょっと面白そうな本です。
フランス料理は日本でも一般的になっていますが、意外に知られていない料理や、知ってると思っていたけど実は知らなかった料理なんていうのがあるみたいです。ネットをあちこち調べていると面白い映像が出てくるので、できるだけたくさん紹介したいと思っています。
by carotte (2010-07-27 23:02)