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ブルゴーニュ地方の料理 その5 [フランスの郷土料理]

 シリーズの最後は、川魚の料理。ブルゴーニュ地方の古い料理だそうです。

プシューズ

(Pouchouse)


Pouchouse4.jpg

 魚に合うワインと言えば白ワイン。白ワインと言えばシャブリ。今回は、このシャブリにあるホテル・レストラン"Hostellerie des Clos"のシェフがこの料理を作ってくれます。このレストラン、1989年にミシュランの一つ星を獲得して以来、ずっとこの星を維持しています。

Paris_Chablis.jpg

     パリ→オセール(列車で約1時間半)
     オセール→シャブリ(バスで30分ほど)

 “ブルゴーニュのポルト・ドール(porte d'or)(黄金の門)と呼ばれるシャブリ。ここは昔は海だったそうです。そのため、フレッシュで塩味のする、ミネラルの豊富な独特のワインができるのだそうです。

 ワインの産地として有名なシャブリですが、ごちそうの町でもあります。白ワインを開けたければ、魚料理というわけです。

 

 プシューズという料理には淡水魚を使います。今回は、マス、オンブル・シュヴァリエ、ザンダーの三種類です。

ombrechevalier.jpgSander2.jpg

オンブル・シュヴァリエ                ザンダー     


 どの魚も引き締まった身をしています。これらの魚を三枚におろし、そのフィレを炒めて行きます。片面に焦げ目が付くくらいになったらひっくり返し白ワインを振りかけます。白ワインが煮詰まってきたら、クリームを加えます。さらに、バターと塩と砂糖を加えた水で茹でておいた付け合わせの野菜を入れたら出来上がり。

 

 映像は→こちら

 (これは去年2009年11月20日に放送された映像です)


 映像の中のシャブリは晩秋でしたね。

 そんな季節はまだまだ先のこと。この猛暑、まだまだ続きますね。早く涼しくなって欲しいものです。



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