欧州サイクリングロードNo. 6 その2 〜ロワールの古城巡り〜 [欧州サイクリングロード]
今日もEuroVelo 6の話題です。
今回は少し東へ前進して、ロワール観光の本丸である古城巡りを紹介します。
自転車で城を訪ねているビデオをなんとかみつけることができました。17分30秒とちょっと長いです。ややカメラが動き過ぎるので、お城の鑑賞には向きませんが、自転車で回るとどんな感じになるかよく分かると思います。
お父さんと息子2人の「三銃士」が二泊三日でキャンプをしながら自転車でロワールの古城を巡ります。お城は全部で13。下記の順に回って行きます。
シュヴェルニー(Cheverny)
ヴィルサヴァン(Villesavin)
シャンボール(Chambord)
ブロワ(Blois)
(キャンプ場で一泊)
ショーモン(Chaumont)
アンボワーズ(Amboise)
クルーの館(Clos Lucé)
シュノンソー(Chenonceau)
(親戚か知人宅で一泊)
ヴィランドリー(Villandry)
ランジェ(Langeais)
ユッセ(Ussé)
シノン(Chinon)
(リル・ブシャールの教会)
アゼ=ル=リドー(Azay-le-Rideau)
下記地図のとおりです。東から西へと回って行きます。
映像をご覧いただく前に、少し説明を。
最初の城シュヴェルニーまでは車でやって来た模様。ここから自転車で出発します。
最初の夜は、ショーモンの近くの超格安キャンピング場で一泊。
なにやらインスタントのパエリアのようなものを食べてます。お父さんが三人平等に分けました。
二日目の夜は知人か親戚の家で一泊。夕食時には「哲学歴史宗教」の話で盛り上がったそうです。
翌朝は早起きしてヴィランドリー城を見学。その後近くでピクニック朝食(?)。
ランジェ城を見学したら、肉屋(肉の他にもお惣菜など売っている)で昼食を購入し、ユッセ城の見学後に近くでピクニック昼食。
最後はがんばったご褒美にレストランでお食事。
息子二人はそれぞれ“超美味しいマカロニ”、“サヴォワ風ピッツァ”。
お父さんは子牛の煮込み料理。
夜の11時に車がお迎えに来て、今回のサイクリング旅行はおしまい。
尚、イル・ブシャールのサン=ジル教会には、1947年12月8日から14日まで天使ガブリエルを連れたマリアが現れたという伝説があります。
では映像をご覧ください。

「今日、10秒ほどたってから、自分がエスカレーターではなく、普通の階段の上に立っていることに気がついた」
VDM (Vie de merde)より
いいですね。
男同士の旅。ゆっくりと色々と話をしながら
自然や文化に親しんで旅するって。
こんな子どもとの触れ合いをしている日本人の親子は
今は少ないように思うのですが。
ヨーロッパの人って個人の領域を大切にしますが、その分
コミュニケーションはかなり緊密にとっていますよね。
by orange (2010-08-29 00:05)
orangeさん
映像は17分30秒ですが、実際は三日ですから、きっともっといろいろな事が起きて、いろいろ話もしているでしょうね。また、こういうキャンプって子供が大好きですよね。親はちょっと大変だけど。
日本ではこういうのを「家族サービス」って言うんでしょうけど、この映像を見る限りでは、お父さんも結構楽しんでますね。
by carotte (2010-08-29 10:22)
親子でサイクリングしながら城めぐり、これは一生の思い出になるでしょうね。ちなみに当方は親子で京都庭園めぐりですが(笑)。
by opas10 (2010-09-05 00:58)
opas10さん
親子で京都庭園めぐりも一生の思い出になりそうですね。
お子さんがもう大きいみたいですけど。
by carotte (2010-09-05 10:55)