欧州サイクリングロードNo. 6 その7 〜ドイツのドナウ川〜 [欧州サイクリングロード]
暑い一日でした。
今日のEuroVelo 6シリーズは、 シュタイン・アム・ラインを出発してスイスに別れを告げ、ドナウ川を求めてドイツへと入って行きます。第7ステップは、ドナウ川の源泉からオーストリア国境の手前パッサウまでの、総距離620キロのコースです。
尚、EuroVeloについては→こちらをご参照ください。
また、このシリーズ、フランスを飛び出して別の国へと発展しまいましたので、マイカテゴリーを変更しました。
シュタイン・アム・ラインを出発したら、入り組んだ国境を越えてドイツに入ります。最初に目指す町はトゥットリンゲン(Tuttlingen)。ここからドナウ川沿いのEuroVelo 6が始まります。
トゥットリンゲンのドナウ川に架かる橋
新しくできた橋のようでですが、
回りの環境を考えてこのようなデザインになったのでしょうか?
パッサウに向かう前に、逆方向になりますが、ドナウ川の源泉のあるドナウエッシンゲン(Donaueschingen)を訪ねてみます。ここから、あの黒海まで流れているのがドナウ川です。全長5,850キロ。欧州一長い川です。
ドナウ川の源泉
トゥットリンゲンからは緑豊かな道が100キロほど続きます。ここはオーベレ・ドナウ自然公園。平坦な川沿いの道をのんびり走って行きます。
オーベレ・ドナウ自然公園の中を流れるドナウ川
自然公園を出て、さらに100キロほど行くとウルムに到着します。ここは、アインシュタインの生地。そして、写真に写っているウルム大聖堂の鐘楼の高さは世界一だそうです。
ウルム
ウルムからは修道院のあるヴェルデンブルクを通ってパッサウに到着です。
ウェルテンブルク修道院
その歴史は7世紀頃にさかのぼると言われていますが、
現在の建物は18世紀のもの。
パッサウ
TF1の映像ですが、どういうわけかオーベレ・ドナウ自然公園までで終わってしまいました。予算の都合なのか、編集上の都合なのか........。あまりにも長いルートで、5回の放送には納まりきれなかったのか..........。
いずれにしても、ライン川の源泉や緑の自然の中をゆったりと走っていく様子が映像に納められていますのでご覧ください。
映像は→こちら
(これは去年2009年8月21日に放送された映像です)
オーベレ・ドナウ自然公園の中にはキャンプ場があり、ここで一泊して翌朝出発する人もいるようです。一日70キロ〜80キロ、先を急ぐ人なら100キロ走ると言います。
次回は、オーストリアを通りプダペスト到着までを紹介する予定です。
「私は消防士です。今日、夜中に出動命令が出たので、時間をかせごうと車の中で着替えることにしました。もうすぐ現場という頃になって、スボンを署に忘れてきてしまったことに気づきました」
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