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フランス伝統のお菓子 その2 〜クレープ〜 [フランスのお菓子]

 今日は、フランス伝統のお菓子の二回目。ブルターニュ地方のお菓子です。


クレープ

(crêpe)

crepes-aux-pommes.jpg639px-Triskele-Symbol-spiral.svg.png
triskèle          
 お菓子シリーズなので、今回は甘いクレープです。写真は、林檎のクレープ。回りには、ソースを使ってケルトのシンボルマーク"triskèle (トリスケル)"が描かれています。

 今日、ご覧いただく映像に登場するのは、ブルターニュにあるCrêperie La Frégateというお店。


 何はともあれ、映像をご覧ください。

 映像は→こちら

 いろんなクレープがでてきましたね。最後に、TF1の文字入りのクレープがあったのに気づかれたでしょうか?

 このお店の建物は16世紀のものだそうです。最初に出て来たクレープは、赤ワイン煮の洋梨のスパイス風味クレープ。お客さんの評判も上々のようです。

 シェフが子供の頃は、学校から帰って来るとお母さんがクレープを作ってくれたそうです。
 また、フランスでは2月2日にはクレープを食べるという習慣があります。この日は、「主の迎接祭(フランス語ではchandeleur)と言われるキリスト教のお祝いの日です。

 参考までに、クレープのレシピを。

 <材料> タマゴ 4個
牛乳 400 cc
小麦粉 200 g
少々
砂糖 大さじ2杯

 上記を良く混ぜて、出来るだけ長く冷蔵庫で寝かせてから(一晩おいてもよい)薄く焼く。これでだいたいクレープ12枚が焼けます。



******** フランス人のつぶやき *******

「今日、メトロの出口で生クリームたっぷりのお菓子を食べながら友達を待っていると、同じように誰かと待ち合わせをしている男が、携帯で相手に説明しているのが聞こえて来た。『メトロを出たところに僕がいるから.......。豚みたいにケーキをパクついている女の隣にいるのが僕だ』」

VDM (Vie de merde)より


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コメント 6

wattana

carotteさん、おはようございます。陶器の器で飲んでいた飲み物は、シードルですね。(日本風ではない)クレープをナイフとフォークで、シードルと一緒に食べたくなりました。
by wattana (2010-09-08 07:34) 

carotte

wattanaさん、おはようございます。
やっぱりシードル飲んでましたね。
風情のある素敵な建物だなあ....などと思って、お客さんがクレープを食べているアップの映像をよく見ると、なんと広告のような紙のランチョンマット!もうちょっとなんとかならないもんだろうかと思いますが、この飾らないところがいいのかもとも思います。
by carotte (2010-09-08 10:56) 

orange

クレープ屋さんというと日本では明るくポップなイメージが
しますが(個人的なイメージでしょうか?)、なかなか落ち着いた
雰囲気のお店ですね。
手早く焼かれる生地から香りがしてきそうです。
地下鉄の待ち合わせ…ちょっとあんまりですね。
by orange (2010-09-08 22:34) 

carotte

orangeさん
年代物の一戸建てのお屋敷を改造してお店にしたからかもしれません。
確かに地下鉄出口の隣の男の言い方はちょっとひどいですが、目印になるくらいだから、相当目立っていたのかもしれません。
by carotte (2010-09-09 00:57) 

opas10

落ち着いた感じの店ですね、ディナーもいただきたくなるような(笑)。フランベしたクレープが実に美味しそうでした、あ、TF1のクレープも(笑)。
by opas10 (2010-09-12 11:38) 

carotte

opas10さん
そうですね、いい雰囲気の中でリラックスして食事ができそうです。
最後のバナナののっかったクレープをフランベしたのは本当に美味しそうでした。
by carotte (2010-09-12 18:40) 

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