フランスのバスク地方 その2 〜ビアリッツ〜 [バスク地方]
合唱団は今から20年前の1990年にビアリッツで設立され、1998年に、この舌を噛みそうな名前が付けられました。itsasoaとはバスク語で“海”のこと。
団員は全部で60人。レパートリーの八割がバスク地方の伝統的な歌だそうです。そして世界各国でその美しい歌声を披露してきました。CDも出ています。
映像は→こちら
ほんとに美しい歌声でした。
団員が着ていた衣装は、ロンカル渓谷地方の礼服をイメージして作られたものです。下記地図の四角で囲われた部分がロンカル渓谷です。間をスペインとフランスの国境が走っています。
バスク地方では、歌は日常の生活に密接につながっており、その歌は、自然とともに生きる人々の生活にまつわる素朴なものがほとんどだそうです。そのせいか、団員の中には、正式に歌を習ったのではなく、日常の中で覚えた人たちが多々いるようです。
その中の一人、ラグビー好きの男性がソロで歌ってくれました。この歌は、大事な儀式の時に歌う歌だそうです。この歌が歌われる間、皆、起立していなければならないそうです。
尚、ビアリッツは、昔はヨーロッパの王侯貴族が寒さを逃れて休暇をすごすリゾート地として有名でした。下記は、この町のエンブレムのようになっている"Roche de la Vierge(聖母マリアの岩)"です。写真中央の岩の上に白い聖母マリア像が置かれています。
「今日、海で気がついたのだが、僕はバタフライには向かないらしい。ライフガードがやって来て、僕を海から引き上げた。どうも僕は溺れたと思われたようだ」
バスク、素敵なところですね。
海の感じもいいですね。
バスクと言えば、スペインの側だけかと思ってました。
by 島酔潜人 (2010-09-30 21:29)
厳しい自然環境のようですが、人々は温かそうな、
でも気骨のありそうな人々ですね。
荒れたときの海はもっと険しい風景を作るのでしょうね。
昨日の映像、「ピーマン」は何度も聞き取れましたょ^^
by orange (2010-10-01 00:22)
島酔潜人さん
バスク地方はフランスとスペインの両方にまたがっていますね。そして面積の三分の二くらいはスペインです。このあたりは独特の文化があるので面白そうです。まだ行ったことがないので、ぜひとも行ってみたいです。
by carotte (2010-10-01 21:28)
orangeさん
そうですね、これだけ独自の文化が生き残っているということは、民族的な強さがあるからかもしれません。
今回の映像の中に出て来た海もかなり荒々しいですね。嵐になったらどんな様相に......。
村の誇りですからねえ、ピーマン、ピーマンと何度も言ってましたね^^;
by carotte (2010-10-01 21:36)
TF1の前に流れるCMでインディジョーンズを意識した映像(草むらを進んでゆく)とタイトルのものがあるのですが、何のCMなのでしょうね?妙に印象的でして(笑)。
by opas10 (2010-10-02 16:54)
opas10さん
このCMの時だけなぜか音が大きくなる....。
リクルート関係の会社のようです。人材を企業に紹介したり、人材育成のためのプログラムを用意したりするようです。
by carotte (2010-10-02 19:48)