フランス味覚週間 その5 〜実践編 エショデなど〜 [お料理実践編]

この組み合わせ、くせになりそう。油断するとついつい食べすぎてしまいお腹いっぱいに、なんてことになりかねません。
*エショデ*
小麦粉と水と塩だけではちょっと心配だったので、卵や牛乳を使うレシピを参考にしました。これもタルヌ県のエショデです。
フードプロセッサでぎりぎり1回で出来るくらいの量です。
<材料>
小麦粉 200g
砂糖 30g(これだと甘いので10gにしました)
ドライイースト 小さじ半分くらい
卵 小1個
ピーナッツ油 小さじ1弱(カシューナッツ油で代用)
塩 一つまみ
アニス 小さじ1弱(スターアニス(八角)で代用)
牛乳 1/4カップ
<作り方>
1. スターアニスをぬるま湯につけ柔らかくしたら細かく刻んでおく
2. 材料すべてをフードプロセッサに投入し、5分ほどこねる
3. 1時間ほど寝かせる(表面が乾燥しないように布巾などかぶせておく)
4. 厚み1センチほどにのばしたら、一口か二口くらいのサイズの三角形に切る
5. 沸騰したお湯で3分弱茹でる
6. 水気を切ったら190度のオーブンで30分ほど焼く。
茹でると2倍くらいに膨らみますが、くっ付いたりしないので楽です。お湯から上げて天板にざっと並べて焼きました。それにしても、あの映像に出て来た形にするには、それなりの熟練が必要のようです。それにあの棒も。あのオバさんたち、だてに何十年もやっているわけじゃないんですね。
アニスが苦手な方はシナモンを入れてもいいかもしれません。
*茄子のキャビア*
<材料>
茄子 3本
玉ねぎ 小半個
オリーブ油 大さじ1~1.5
トマト 小1個
パセリ 大さじ半分ほど(刻んだもの)
にんにく 半かけ
塩・こしょう 適量
<作り方>
1. 焦げ目が付くくらいに茄子を焼いたら、皮をむきヘタは切り落としておく(要は「焼き茄子」ですね)
2. 玉ねぎとニンニクはみじん切り
3. トマトは湯むきして刻んでおく
4. 茄子とトマトをミキサーにかける。
5. 上記をボールに移し、みじん切りの玉ねぎとにんにくを加え、塩・こしょうで味を整えたら、オリーブ油をすこしずつ加えながら滑らかになるまで混ぜる。
6. 冷蔵庫で10分ほど寝かせたら、パセリを加えてできあがり。
ミキサーにかけた時、茄子の種がキャビアに見えなくもありませんでした。^ ^ ;
作り置きは味が落ちるような気がするので、食べる分だけ作った方がよさそうです。
*タプナード*
<材料>
黒オリーブ 100g
アンチョビ 3枚
ケイパー 小さじ1
にんにく 半かけ
ローリエ 1枚
エルブ・ド・プロヴァンス 少々
オリーブ油 50cc
塩・こしょう 適量
<作り方>
1. オリーブの実をみじん切りにする(フードプロセッサでもOK)
2. ケイパーは水分を切っておく
3. にんにくはみじん切り
4. ローリエは細かく砕いておく
5. ケイパーとニンニクとアンチョビをすり鉢に入れすりつぶしたら、ボールでみじん切りのオリーブと混ぜ合わせる。
6. 上記に砕いたローリエ、エルブ・ド・プロバンスを加え、オリーブ油を少しずつ加えながらよく混ぜる。
7. 味を見ながら塩・こしょうで味を整える
8. 最後にラム酒を少々振りかけたらできあがり。
アンチョビの塩分が効いているので、塩は確認しながら加えた方がいいです。こちらは作り置きしても大丈夫のようです。
「今日、6歳になる娘が、クラスの皆に私が魚屋だと言ったらしい。私は、サン=マロの大きな水族館で働いています」
可愛い娘しゃんでしね~^^v
そのうち分かるようになりましね☆
by ぷりん&りく (2010-10-18 13:25)
ぷりん&りくさん
う〜ん、水族館と魚屋さん、やっぱりまだ区別がつかないんでしょうね。
by carotte (2010-10-18 19:31)
タプナードはお酒の肴に合いそうですね!ワインなら赤よりも白でしょうか。
by opas10 (2010-10-23 17:02)
opas10さん
タプナード、いいですよ。フランスパンにつけてもおいしいです。
やはり白ワインの方がいいみたいです。
by carotte (2010-10-23 18:32)