マス釣り解禁 [リムザン地方]
テレビでもネットでも、地震についてのものすごい量の情報が流れていますが、そんな中、こんな話題をみつけました。
オート・ヴィエンヌ県のリモージュから15キロほどのところにあるサン=レオナール=ドゥ=ノブラでは、3月12日の土曜日、マス釣りが解禁になりました。
日本語でブラウントラウトや茶マスなどと呼ばれているマスは、フランスでは個体数が減少しているため、保護の対象になっています。
そのため、釣りの期間、場所など、細かい規定があり、勝手になんでも釣っていいというわけではありません。下記写真をクリックして番組をご覧下さい。
解禁に先立ち、釣り師の皆さんが集まって、大量の茶マスを川に放流します。三年ものの、体長25㎝、重さ250gに達したマスです。どうやら、この放流したマスを釣って楽しむようです。
しかし、釣りを楽しむためには、まだやらなくてはならないことがあります。許可書の入手です。許可書は85€(約10,000円)出せば発行してもらえます。それなりのお値段ですね。ネットでも購入できるそうです。
後は、釣り場が細かく指定してある地図をポケットに入れ、組み立てた釣り竿を見せ合ったり、おしゃべりしたりしながら解禁の時間を待ちます。
映像の最後に、先日紹介したマントンのレモン祭りの様子が出てきました。お祭りが終わるとレモンやオレンジの販売が行われるそうです。ジャムでも作るんでしょうか?
このレモンやオレンジが飾りに使われたものかどうかは分かりません。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、家のポストに入学試験の結果の知らせが届いていた。しかし、ポストには鍵が……。鍵は両親が持っていて、明日まで戻ってこない。なんとかして取り出そうと、バーベキュー用のトングからドライバー、果てはかぎ針まで試してみたが全部ダメ。今は釣り竿だが、使い始めてかれこれ3時間になる」
VDM (Vie de merde)より
一つ前の記事の 仏国での報道の模様
とても参考になりやした。
ありがとうございやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-03-13 23:36)
ぼんぼちぼちぼちさん、ありがとうございます。
お役に立ててよかったです。
今回は、地震についての記事をのせる気力が出てきませんでした。
by carotte (2011-03-14 08:24)
あのオレンジ、気になりますね。パレードではものすごい数のオレンジを使っている&無傷で取り外せるようにしていたので、案外そうなのかもしれませんね。
by opas10 (2011-03-16 14:48)
opas10さん
あの飾りに使っていたオレンジを安くで売っているのだったらいいなと思います。ジャムにするんだったら、多少の変形は問題ないですよね。
by carotte (2011-03-16 18:38)