グランピング [フランスのお宿]
フランスではそろそろ夏のバカンスシーズンが始まりますが、ここ数年、キャンプ場を利用する人が増えているそうです。
そして最近、ひと味違ったキャンプを楽しむ人たちが現れました。
その一つがグランピング(glamping→glamorous camping)。つまり、普通のキャンプよりちょっと贅沢なのがグランピングです。様々なパターンがあるようですが、今日はそのうちの3つを紹介しましょう。下記写真をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年6月26日放送)
最初に登場したのが森の中の、木の上の家。保温ボトルから紙コップにコーヒーを注いで飲むところはキャンプ風ですが、寝床は寝袋ではなくベッド、それにトイレ(バイオトイレ)や洗面台もついています。一泊180ユーロ。
二つ目はさらに豪華になり、ヨットに宿泊。一泊250ユーロ。
三つ目は、キャンピング馬車。ハウストレーラーを馬に引かせ、疲れたところで適当な場所に停泊するという、ちょっとした遊牧民気分が味わえます。馬車代は2泊3日で460ユーロ。
グランピング発祥の地は英国。もともとは、英国で音楽祭が開催される時に登場した宿泊形態で、Boutique Campingともよばれていたそうです。
自前のテントでキャンプしていた観客のために、現地で必要なものすべて(テントも含む)を提供すると同時に、場所の確保から設営・解体までを行ってくれる業者が登場しました。
このサービスを利用するのがグランピングで、通常のキャンプよりちょっと贅沢というわけです。
******** フランス人のつぶやき *******
「私はややメタボ気味の50代。今日、キャンピングカーを買ったのですが、なんとシャワー室に入れなかったのです」
VDM (Vie de merde)より
樹の上のお家は、あこがれです(^^ゞ
グランピングと言うだけあって、お値段もそれなりにかかりますね~。
by soraaane (2011-06-28 10:13)
soraaaneさん、こんにちは。
確かに180ユーロはちょっと高いですね。
遊牧民風の方がだんぜんお得です。
by carotte (2011-06-28 18:38)
こんな宿に泊まりたいし、自分でやってみたい。 目からウロコです。
by 島酔潜人 (2011-06-28 21:07)
島酔潜人さん
ひょんなことから様々な宿泊形態が生まれるもんですね。
元をたどればイギリスってことですから、ビジネスの発展していく過程がなんとなくアングロサクソン風ですよね。
by carotte (2011-06-29 09:55)
最初のツリーハウスは、尊敬する藤森照信センセイが長野県・茅野に作った「高過庵」を思い出しちゃいました。高所にあると森の中でも虫が来ないし、涼しくて快適に過ごせるんですよね。
馬車のキャンピングカー、移動できる範囲はあまり広くなさそうですね(笑)。
by opas10 (2011-07-03 11:08)
opas10さん
やっぱり木の上って住みたくなってしまうんですよね。昆虫やらハ虫類などに悩まされなくていいですし。
キャンピング馬車は畑のある範囲でということですから、広くはなさそうです。テントより移動が簡単でお手軽に快適にキャンプ気分が味わえるといったところでしょうか。
by carotte (2011-07-03 17:48)