新学年・新入学 その2 〜 中国 〜 [トピックニュース]
シリーズの二回目は、中国の子供たちです。こちらも一年前の映像です。
中国もロシアと同じで、新学年・新入学は国をあげてのお祝いだそうです。
この年、2億2千万人の子供たちが新学年・新入学を果たしたそうです。さすがにものすごい数です。
2010年は学校襲撃事件が多発したため、警察や軍が監視する中で始まった学校も多かったとか。
下記ウィンドウの▶をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2010年9月2日に放送)(▶をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
朝、7時。制服姿の子供たちが登校してきました。
大きなリボンを頭に飾った女の子は見当たりませんが、新入学の子供のお母さんはそれなりの装い。そして、ちょっと心配顔。ずっと一緒だった我が子を少しの間だけでも手放すとなると不安です。
新学年と新入学の始まりは、日本と同じでセレモニーで始まります。
セレモニーの開始は国旗掲揚と国歌斉唱から。首に巻いた赤いスカーフが印象的。
TF1のナレーションは「愛国心の育成は小さい子供の時から始まります」でした。
「このスカーフ?これは......なんというか........国旗の一部さ」と男の子。赤いスカーフに得意げですが、どことなく現代っ子風。
算数、歴史、国語、英語、科学、道徳と、授業の方はぎっしりのカリキュラム。最年少でも一週間に28時間も授業があります。
しかし、さらに研鑽を積む子もいます。数学と英語の補習で+6時間。
校長先生は、「子供が興味を示す様々な学科で伸びて行くのはいいことですし、補習を受けさせることも子供のためになると思います」とおっしゃっていました。
授業は教室から外のグラウンドへ。体育の時間です。勉強も体力なしには続けられません。
教室よりのびのびとしている子供もいるように見えました。
次回は、フランスです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、中華料理店に行った。しばらくメニューを見ていると、ウェイトレスが言った。『ダイエット専用メニューをお持ちしましょうか?』」
VDM (Vie de merde)より
どこの国も小学生の様子はおなじようなものですね。
国旗の一部を首からさげて…なるほど。
by orange (2011-09-10 09:29)
orangeさん
国旗の一部をというのを除けば、ほとんど日本と同じですね〜。
日の丸を首からさげて、なんて話になったら、日本じゃ大変なことになりそうな.....。
by carotte (2011-09-10 10:09)
セレモニーに制服、一糸乱れぬ授業風景・・・かつての日本みたいです。やや全体主義風には見えるものの、一本筋の通ったものが無くなってしまったのが日本の教育現場が荒廃した原因なのか、なんて某都知事みたいなことを考えたりしちゃいました。
by opas10 (2011-09-11 16:26)
opas10さん
今、一本筋を通すのは難しいような気がしてきます。世の中矛盾だらけで、どこに筋を通したら良いのやら.......。でも、考えなくてはいけませんね。
by carotte (2011-09-11 20:11)