新学年・新入学 その5 〜 英国 〜 [トピックニュース]
今日は、ロンドンにある公立学校の新学年の様子です。
因に英国の義務教育は5歳から16歳までの11年間で、授業料は公立なら無償。そして、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドで、教育制度が少しずつ違っています。
下記ウィンドウの▶をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年9月13日に放送)(▶をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
学校の扉が開くのを待つ子供と親たち。新入学の子はちょっと不安で、お母さんにベッタリの子もいるようです。
ドアが開くと、校長先生が子供たちを迎え入れます。
生徒たちはしっかり校長先生の目を見て挨拶し、中に入ったら男の子は帽子を取るというのが一般的な公立学校のマナー。
そして、制服の着用も義務づけられています。費用は150ユーロ(約130ポンド、約17,000円)ほど。その歴史は16世紀にさかのぼるとか。
「校内はもちろんのこと登下校の時も制服着用。そして、制服を着たら、ふざけたりしてはいけません。それにふさわしい行動をしなければなりません」と校長先生。
英国の紳士と淑女はここから始まる???
新学年に関わる家庭への負担はフランスに比べて英国の方が高額。家族手当も少ないことから、国は経費削減のため、いくつかの公立学校の管理事務を、初めて保護者や教員に委任することにしたそうです。
TF1が取材したこの学校もこれに該当します。これにより保護者が学校教育により密に関わることになったそうです。
「これまでは一部のエリートだけに限られた教育でしたが、これからは親の社会的地位や宗教などに関わりなく、子供たち全員に等しく受けられる教育にしなければなりません」とPTAの会長さん。
この学校では子供たちの見識を広げるために、音楽、ラテン語などに力を入れているそうです。
様々なところでフランスとは異なるように思いますが、TF1が最後に大きな違いとしてあげていたのが、夏休みの長さ。
フランスは7月からすぐ夏休みですが、英国は日本と似ていて7月末から始まるそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、娘の通う小学校の校長に呼び出された。娘は、男の子たちにキスしてはキャンディをもらっていたらしい 」
VDM (Vie de merde)より
「制服を着たら、ふざけたりしてはいけません。それにふさわしい行動を」
そうそう動く広告塔なのですよ。学生さん。近所の某私立高校のお子さんたちにも聞いて欲しいです><;
さすがイギリスですね。雰囲気がまた違います。
by orange (2011-09-24 22:43)
orangeさん、おはようございます。
やっぱりさすがイギリスってなりますよね。^^
昔、先生から制服についてこんなようなことを言われたのを思い出しました。ああ、そうかそうかってあらためて納得したりしてます。でも、着ている方はあまり自覚がないですね。
by carotte (2011-09-25 08:38)
フランス人のつぶやき、女の子はともかく、男って老若問わずカワイイ女の子には弱い、つまりバカってことですね(笑)。
by opas10 (2011-09-25 11:38)
opas10さん
その視点からきましたか.....。
まったくねえ、たいていふにゃふにゃですよねえ〜。でも、かりにカワイイ女の子にも動じない男ってどうなんでしょ?あまりお近づきになれない気がしますけど。^^;
by carotte (2011-09-25 16:54)