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巨大な荷物を運ぶトラックの車列 [トピックニュース]

 世界最大の旅客機A380。

 

A380-841 MSN04 19-10-2010

 

 これを製造しているのがエアバス社。フランス南西部の都市トゥルーズ近郊にあるブラニャックに本社があります。

 

 飛行機の部品は、数え方にもよるそうですが、数百万点にも及ぶとか。当然ながら、すべてをこの本社の工場でつくっているわけではなく、ヨーロッパ各地の工場で別々に製作されています。

 

 そして、各地の工場で作られた部品は、一旦、ジロンド県のランゴン(Langon)(下記地図の青いピン)の工場に集められ、あるレベルまで組み立てられます。

 

 こうして出来たパーツが、最終的にブラニャック(Blagnac)(下記地図の赤いピン)の工場に運ばれ組み立てられ、巨大旅客機A380が生まれることになります。

 

 一口にランゴンからブラニャックと言っても、これがなかなか大変な道中のようです。

 

 まず、その距離。250キロあります。

 

 さらにパーツのサイズ。巨大です。

 

 このような大型の製造物を運ぶために、特別に整備された道路がありますが、途中には小さな村を横切らなくてはならないこともあるようです。

 

 その様子をフランスのTV局TF1が取材していました。

Paris_Levignac.jpg

 

より大きな地図で A380のパーツ輸送 を表示
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年11月30日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら



 映像は中継地点のリル=ジュルデン(L'Isle-Jourdain)(上記地図の緑印)に車列が待機しているところから始まります。
 
 トラックは全部で6台。関係者や警備に当たる人々の他に、この日は、記念すべき100回目の運搬を一目見ようといつもより沢山の見物人も集まっていました。
 
 因に一回目の運搬は、今から7年前の2004年4月7日。
 
 見物人に見送られながら、6台のトラックは次の村レヴィニャック(Lévignac)(上記地図の紫印)へと出発していきました。
 
 レヴィニャッックでは、夜の11時半だというのに沢山の村人が出迎えていました。
 
 なにやらアルコールで乾杯してお祝いする人たちまでいます。
 
 どうも一大イベントと化しているような………。
 
 今回運ばれて行ったのは、翼2枚、尾翼1枚、胴体の中央部、前方部、後方部です。
 
 飾り付けられたばかりのクリスマスイルミネーションを壊さないようにゆっくりと村の中を過ぎて行きました。
 
 レヴィニャックでは15日毎にこの巨大な車列が通って行くそうです。
 
 A380は236台の受注があるそうですから、このイベント、まだまだ続くそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******


「今日、飛行機に乗り遅れたくなかったので、いつもより早めに家を出た。道路は空いていたし、タクシーの運転手も親切で、余裕で空港についた。ほっとしたのもつかの間、空港を間違えてました」


VDM (Vie de merde)より



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コメント 8

yuzuhane

さすがに運ぶものも大きいし、すごい車列ですね。みんなワイン飲んだり、写真撮ったり拍手がわいたり・・・まるでお祭りのパレード見てるみたいな雰囲気です。・・・この前の人形、娘に話したら、友人のナントにあるおじさまの家にいったとき、やはりすごい数飾られていたのを見たと言っていました。この時期はフランス中どこでもクリスマスの事でもちきりなんでしょうね。
by yuzuhane (2011-12-02 00:25) 

soraaane

A380は高さも幅もあるから、迫力が違うでしょうね~。
一貫して作ってるのかな?と勝手な想像をしていましたが、
パーツごととはいえ、まさかの地上輸送!
驚きましたっ\(◎o◎)/!
それは、100回記念でお祭り気分になりますね~。
by soraaane (2011-12-02 08:47) 

carotte

yuzuhaneさん
こんなことになってたんですね。今回は100回目だっただけに、皆さんお祝いモードに入ってました。中には子供をベビーカーに乗せて見に来ている人もいました。
クレッシュ、やはりもう登場してましたか。もう12月に入りましたからねえ。一気にクリスマスに向けていろんなことが進んで行くようです。
by carotte (2011-12-02 09:15) 

carotte

soraaaneさん
私も驚きました。まさか地上をトラックで運ぶとは!
でも、よく考えると、車も下請が部品を作ってたりしますね。そうなるとこうなるのもうなづけます。ブラニャックにはトゥルーズの大きな空港があるので、ここで組み立てられたらそのまま飛んで行くんだろうと思います。陸上輸送はまだまだ何回もあるみたいなので、200回記念とか300回記念とかありそうです。
by carotte (2011-12-02 09:22) 

wattana

carotte さん、こんばんは。
こういった巨大構造物の陸送というと日本では、新幹線の陸送があります。JR東海の子会社の日本車両製造株式会社豊川製作所 (愛知県豊川市)で完成した新幹線が陸送されるところを何度かテレビで見たことがあります。「日本車両 新幹線 陸送」などで検索されると、映像サイトが見つかると思います。
by wattana (2011-12-02 21:02) 

carotte

wattanaさん、おはようございます。
そうでした、新幹線の陸送がありました。日本でも似たような輸送風景を見たことがあるなあと思いつつ思い出せませんでした。昔、テレビでやっていたのをみたことがあります。
by carotte (2011-12-03 08:49) 

opas10

こりゃあ豪快な陸送、村人が熱狂するのもわかります。その一方で、部品の組み立て工場と機体の組み立て工場を隣接させればいいのに、と考えてしまう、コスト&効率に毒された自分がとてもイヤ。
by opas10 (2011-12-04 16:39) 

carotte

opas10さん
なんでまたこんな離れたところになってしまったんだろうと私もちょっと不思議に思ったんですよ。土地がないとか隣接できない理由があったとしか考えられないですね。一番得をしたのはランゴンの人たち。部品の組み立て工場ができたおかげで町が活性化したとか。
by carotte (2011-12-04 19:34) 

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