クリスマスのごちそう その5 〜ウニ〜 [フランスのグルメ]
フランスのTV局TF1の昨日のニュースは、各地で積雪したこと、空港のセキュリティ担当職員のストライキで混乱していること、クリスマスの準備にあけくれる市民、と来たところで、やっと北朝鮮の話題が登場しました。
日本と違って、3番手、4番手のニュースになっていました。
さて、今日の話題は「ウニ」。ウニもクリスマスのごちそうになるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年12月19日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
まずはウニを捕まえに地中海へと出発。
必要なのはカゴとフォーク。フォークと言っても何やら先の部分が変形してます。
海底8メートルほどまで潜ったら、昔ながらの方法でウニをフォークで拾い集めます。
しかし、穫り過ぎはいけません。気候変動のせいか、ウニの数は徐々に減っているそうです。
そのため、一日に猟師一人あたり4ダースまでしか穫ってはいけないことになっています。
とは言っても、猟師が船の上で食べるウニは勘定外。好きなだけ食べられるということになりますが、おのずと限界がありますね。
市場の魚屋さんの話では、最近、クリスマスのごちそうにウニが人気だとか。ウニ目当てのお客さんも少なくないそうです。
しかし、問題はお値段。1ダース(ウニ12個)あたり4〜9ユーロほどします。
身があれほどしかないことを考えるとやはり高価な食材です。
ウニ!!美味しそうですね。アナウンサーも嬉しそうなお顔をしていましたね。それ以外にも@@♡でした。
三陸の牡蠣の養殖をする方が、フランスの牡蠣養殖の見学をしたお話を少し前に見ました。良い森があって良い牡蠣が取れる。自然は繋がっていますからね。
by orange (2011-12-20 22:40)
carotte さん、おはようございます。
マルシェでインタビューに答えていた若い男性の職業が、ecailler (エカイエ?)と紹介されていましたが、日本語に直すとどういう職業となるのでしょうか?
by wattana (2011-12-21 08:42)
orangeさん、おはようございます。
地震で壊滅状態の三陸にフランスから養殖用の牡蠣が送られて来たという話もありましたね。昔、お世話になったお礼だとか。フランスで食べられている牡蠣のほとんどが日本原産。でも、フランスでは、今、牡蠣の病気がはやっていてピンチだそうです。
by carotte (2011-12-21 09:41)
wattanaさん、おはようございます。
écaillerは、牡蠣の殻を開けて売る人のことです。お店の品物を見ると、他にもウニ、貝など売ってるみたいですね。
by carotte (2011-12-21 09:47)
素もぐりでウニ捕って食べたい!!!!!
これ、すごい楽しそう&おいしそう...
by 島酔潜人 (2011-12-22 16:08)
島酔潜人さん
猟師産たち美味しそうにウニ食べてました。地中海のウニってどんな味でしょう?食べてみたいですね。でも、まさかフォークでとるとは思ってもみませんでしたよ。
by carotte (2011-12-22 21:42)
ウニは昆布を食べている、という話をきいたことがあります。地中海の海底には昆布が全くなかったので、あのウニは何をエサにしているのやら?です。そしてフランスでもウニは生で食べるんですね!
by opas10 (2011-12-23 15:14)
opas10さん
フランス人もウニを食べるみたいです。いつだったか「ウニ祭り」みたいなのをやって、皆で食べてました。ためしにwikipediaをのぞいてみたところ、ウニのエサは基本は海藻で、他にも海綿、ムール貝、ヒトデ、イソギンチャクなんかを食べるそうですよ。びっくりです。
by carotte (2011-12-23 21:29)