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キャバレー2011 〜ラ・ベル・アントレ [ポワトゥー=シャラント地方]

 ヒートテックのシャツにセーター、その上からダウンジャケット、さらにマフラーを巻いて武装しても、顔が凍えてしまうほど寒い冬になりました。

 

 今年のクリスマスイヴはちょっと嬉しいことがありました。

 

 昨年の夏の終わり、ヨーロッパに大規模なサイクリングロード網があることを知り、8回のシリーズで記事にしました。

 

 サイクリングロードは全部で12本あるのですが、私が紹介したのはそのうちの1本EuroVelo6。

 

 フランス西部のナントから始まりフランスを横断し、スイス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー等々を通って、最後は黒海にまで達するルートです。(左欄のマイカテゴリーの下の方にある「欧州サイクリングロード」をクリックしていただくと全記事をご覧いただけます)

 

 そして、イヴの日、今年の5月〜7月にかけて実際にこのルートをスイスのチューリッヒからフランスへと自転車でツーリングした方からコメントをいただきました!

 

 先方のcyclooさんのブログにお邪魔してみると、その時の旅行記が詳しく出ています。(こちらをクリック→フランス横断の旅)(so-netとは別のブログです)

 

 読むだけでも楽しいですし、一度やってみたい!とお思いの方ならとても参考になると思います。

 

 また、すでに何ヶ国か自転車でツーリングされており、その記録もアップしてあります。

 

 私にとっては頭の中だけにあったサイクリングロード。cyclooさんのおかげで、なんとなく現実味を帯びてきました。ちょっとずつでいいから、いつか走ってみたい!

 

 

 さて、キリストの誕生日祝いも終わり、次は一年の区切り大晦日に向かって時計の針がばく進中ですが、この時期、フランスのTV局TF1はまたまた恒例のキャバレーシリーズを始めました。

 

 キャバレーと言っても女性が男性を接待するあのキャバレーではなく、パリのリドやムーランルージュのように、エンタテインメントショーを楽しみながら食事をするお店のことです。

 

 第一回目の今日は、フランス西部の小さな村にあるキャバレーを訪ねます。


Paris_StAndreGoule.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年12月26日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら



 キャバレーLa Belle Entréeは、サン=タンドレ=グル=ドワという人口2,000人にも満たない小さな村にあります。
 
 今年の10月にオープンしたばかり。
 
 出演するダンサーやアーティストは、パリやその他のキャバレーでキャリアを積んで来た人たちだそうです。
 
 歌や踊りの他に、手品や漫談も楽しめます。
 
 ショーの2時間ほど前にディナーを取りながら、出演者の皆さんと歓談したり記念写真を撮ったりできます。
 
 支配人のジャン=ルイさんは元ジャーナリスト。パリのキャバレーを知り尽くした方のようです。
 
 振り付け担当のイザベルさんは、すでに振り付け師としてパリのあちこちのキャバレーで働いてきました。
 
 フレンチカンカンなど伝統的な出し物もありますが、どこにもないオリジナルもあるそうです。
 
 出演者の皆さんは、パリよりこちらの方が親しみ易く居心地がいいとおっしゃっていました。
 
 舞台の上で急きょお客さんがパフォーマンスするシーンもありました。皆さん、楽しそうです。
 
 La Belle Entréeのサイトを見ると、大晦日の夜7時半からカウントダウンの真夜中までのショーは120ユーロ。すでに満員となっていました。
 

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******


「今日、クリスマスのディナーは、別のテーブルでたった一人で食べました。そうしないと13人になってしまい、不幸がわが家に訪れるというのです」

 

VDM (Vie de merde)より

 



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コメント 8

島酔潜人

『定年後の自転車の旅』、素敵な人生を送られている方ですね... すごく刺激になります。

キャバレー、大人の娯楽って感じでいいですね...  
ライザミネリのキャバレー... また見たくなりました。
by 島酔潜人 (2011-12-28 09:57) 

t-toshi

フランス人のつぶやきの復活、嬉しいです。毎回大変ですから、時々搭載でいかがでしょうか。私としては、訪問させていただき悦びが倍加します。ありがとうございました。
by t-toshi (2011-12-28 10:05) 

cycloo

私のブログの紹介ありがとうございました。
自由とちょっぴり冒険も、美しい自然と人との出会い、が好きな方には、自信をもってお勧めします。トム・ソーヤーよりもっと自由な、ハックルベリー・フィンに戻ったような人生なので、特にリタイヤ後の方にはお勧めです。そう思って作ったブログです。
by cycloo (2011-12-28 12:25) 

carotte

島酔潜人さん
自転車の旅、楽しそうなんですよ。こんな風にのんびり旅するとなると、やっぱり定年後になってしまいそうですね。

美味しいものをいただき、音楽を聴きながら、美しい肉体を見て楽しむ、というのがキャバレーのようですね。そして、華やかな舞台とダンサーってなんとなく物語になります。

by carotte (2011-12-28 19:28) 

carotte

t-toshiさん
楽しんでいただけて良かったです。
毎回というのが原則ですから、大丈夫です。それに、面白いのがみつかるとやった!という気分になれるんですよ。
by carotte (2011-12-28 19:31) 

carotte

cyclooさん
こちらこそありがとうございます。
確かに、ハックルベリー・フィンですね。^^
私の方はとりあえずGoogleマップで位置を確かめつつ旅行記を読ませていただいています。ずっと川沿いを走って行くので分かり易いですね。こんな風に旅してみたいという人はたくさんいると思います。私も簡単なコースからぜひ挑戦したいと思っています。

by carotte (2011-12-28 19:42) 

opas10

定年後の自転車の旅、チャリ乗りとしてはもう、最高の憧れです!歴史あるキャバレーは、文化であり大人の社交場なんですね。エンターテイメントがビジネスとして成立するには、ちゃんと楽しみかつ見る目のある観客も欠かせない要素なんですね~(その点日本はちょっと・・・)。
by opas10 (2012-01-04 15:56) 

carotte

opas10さん
自転車の旅は短くてもいいから一度チャレンジするつもりです!
この手の施設はどうも日本には馴染まないですね。昔、フランスのキャバレーと同じような施設を作ってオープンしたようですが、結局、なくなってしまいました。
by carotte (2012-01-04 21:10) 

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