オリンピックのロンドン [イギリス]
「ロンドンはゴーストタウンのようだ」とは、イギリスの新聞Daily Mailの見出し。
記事のサイトを見ると(→こちら)、ガラガラのショッピングセンター、人もまばらなリージェント・ストリート、半分以上席の空いたレストランなどの写真が掲載されています。
オリンピック開催期間中は、混乱を避けるために三分の一ほどの会社員が自宅で仕事をしているとか。
また、ウェストエンドの劇場や映画館のチケットの売上は、オリンピックが開幕してから40%減。
原因の一つは、あまりに注意を喚起しすぎて、ロンドン行きを自重する人たちを増やしてしまったのではないかと言われています。
が、しかし、これまで期待したほどの観光客を集めたオリンピックはないと言う人もいます。
特にスポーツ好きというのでなければ、たいていの観光客は、みすみす混雑するような場所や、料金が高額になるような場所に行こうとは思わないというわけです。
なんとなくそれだけではないような……。「不況」の二文字が頭をかすめます。
いずれにしてもオリンピックの経済効果については、よ〜く考えてみる必要があるようです。
さて本日は、各国の夏の写真をご覧下さい→こちら。
全部で61枚あります。各写真の下に仏語で解説がありますが、そのうちのいくつかを。
7. 座間市のひまわり祭り
8. 昼寝中のインドの野菜売り
13. コペンハーゲンの動物園で行われたサンタクロース世界大会
(サンタクロースもお疲れのようです)
15. ドイツのビーチ(ビーチのアート作品のよう)
24. スペインのCucañaと呼ばれる祭り
26. ブルターニュ地方の帆船フェスティバル
27. クロアチアの芸術祭の作品
31. ヨセミテ国立公園
61. ニューヨークの空中ブランコの学校
追記)ブログを書いた当時は61枚だったのですが、写真が日々どんどん足されていくようで、上記の番号とずれがあります。いずれにしても、61の「空中ブランコの学校」の写真が最後だということに変わりはありません。フランス語の解説の中に地名が出てきますので、それを確認しつつ見ていただくと分かりやすいかと思います。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ロンドンのテート・モダンに行った。そして、ある作品に興味をそそられ写真に撮った。壁に二つの大きな黒い長方形が描かれているだけの作品だ。しかし、後になって気がついた。なんのことはない、あれは単なるドアだったのだ」
VDM (Vie de merde)より
オリンピックのおかげで、寝不足気味。(笑)
事前のニュースでは、チューブがメチャ混みするようなことを行ってましたが、街はガラガラなんですね。
『混雑するような場所や、料金が高額になるような場所に行こうとは思わない』という感覚は、日本とは違いますね!
ひまわりの写真、たぶん神奈川の座間市のだと思います。(近くなもので)
by 島酔潜人 (2012-08-07 09:34)
島酔潜人さん
ということは生中継をご覧になっているということですね。
当方はもっぱら結果の分かった再放送を見ています ^^;
欧米人は現実的な人が多いのかもしれません。
座間市のお近くにお住まいなんですね。そうするとこのひまわり畑は生でご覧になれるということですね。説明は修正致しました。^^
by carotte (2012-08-07 12:02)
表の顔と裏の顔それぞれありますね。
by rabbit (2012-08-07 20:56)
rabbitさん
こんなに空いてるとは思っていませんでしたよね。二階建てバスもがらがらで、今ならゆっくり見物できそうです。^^
by carotte (2012-08-08 01:26)
元々物価の高いロンドン、オリンピックのプレミアムで宿泊費などはもっと高騰するとみて、敬遠した人も多いことでしょうね。そういう点ではけいおん部の5人は、いい時期にロンドンへ行ったものです(笑)。映画で予習(?)していたおかげで、ロンドンはまだ未踏の地なのに、マラソン中継見ていてもなんだか懐かしい気分になっちゃいました。
by opas10 (2012-08-12 19:58)
opas10さん
オリンピック観戦と観光を兼ねてでかけるという流れにならなかったのかもしれません。欧州の人ならわざわざ混み合うときに行って観光することもないだろうとなりそうな気もします。
今年のマラソンコースは面白いコースでしたね。映画のけいおん、レンタル始まったみたいなので当方もやっと見られます。^^
by carotte (2012-08-13 09:42)