ビー玉サンドサーキットレース世界選手権 [トピックニュース]
ロンドンオリンピックの熱戦が続いていた頃、フランス西部のリゾート地ポルニシェ(Pornichet)では、砂で作られたサーキットで、ビー玉レース世界選手権が開かれていました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年8月12日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
選手は、砂でつくられたサーキットで順番にビー玉を転がして行きます。
転がすと言っても押すのではなく、指ではじかなくてはなりません。
使うのは親指か人差し指か中指。
できるだけ遠くにはじいて、先にゴールした人が優勝です。
しかし、ビー玉をはじきながら山あり谷あり障害物ありのレーンを進んで行くのはなかなか大変です。
しかも、ビー玉が地面から跳び上がったり、レーンから外に飛び出した場合は失格になってしまいます。
レーンの脇にはサイクリストのミニチュアが並んでいました。
一度はじいてビー玉が止まったところにミニチュアを置いて位置が分かるようにしておくわけです。
ちょっとゴルフに似てますが、こちらは遊び心がありますね。
砂のサーキット作りも見逃せないメインイベントの一つ。
これだけのものを作るとなると三日ほどかかります。
サーキットができあがると、まずはフランス国内の地区予選が10日と11日の二日に渡って行われました。
ニコラさんもがんばりましたが予選落ち。でもすいぶんと楽しそうです。
結局、この地区代表にはジャン=クロードさんが選ばれました。
「後から追い上げられてたのがプレッシャーでした。まあ、ついてたんでしょうな。勝てて良かったです」
各地区の勝者は全部で15人。これからフランス代表を選ぶ決勝戦が行われます。
ここまで来ると百戦錬磨の強者ぞろい。小さい頃からビー玉で遊んでいた方々ばかり。
翌日の12日には、地区予選とはまた別の豪華なサーキット(映像で作っていたのがそのサーキット)で、ワールドカップ決勝戦が行われました。
優勝はベルギーの方だったようです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ビーチで7歳になる息子が砂にものを埋めて遊んでいた。何を埋めたかと言えば、キャッシュカード、車のキー、私の携帯……」
VDM (Vie de merde)より
これ!してみたいですねぇ。面白そうです。
夏休みの一日、無心にビー玉の行方を追うのも楽しそうですね。
人間は本当に器用に何も無いところから遊びを生み出しますね。
by orange (2012-08-14 16:17)
砂で作られたサーキットが見事なものでびっくりしました。ビー玉レースなんですね。面白そうです。…すっかりご無沙汰いたしました。オリンピックに夢中になって夜中応援していたので、なんだか終わって気が抜けてしまいました。まだまだ暑い日が続きますね。またよろしくお願いします。
by yuzuhane (2012-08-14 20:43)
orangさん
これ、手が込んでますよね。単なるビー玉遊びもここまで来ると感心してしまいます。もともとは地元のラジオ局を経済的に支援するために始められたそうです。
by carotte (2012-08-15 00:40)
yuzuhaneさん、お久しぶりです。
あちらの方へいらしてたようで、お写真見せていただくのを楽しみにしています。オリンピックはロンドンタイムだったのですね。当方はもっぱら翌朝の再放送でした ^^;
この砂のサーキットはりっぱな作品ですね。これだけでも十分楽しめそうですが、やはりビー玉を転がすところがさらに面白いんでしょうね。
by carotte (2012-08-15 00:44)
サーキットが凄く精巧にできているのに驚きました!こりゃあ設営に時間がかかりますね~。ここはひとつ、けいおん部の合宿で精巧な砂の城をいとも簡単に作り上げていたムギちゃんにヘルプしてもらいましょうか(笑)
by opas10 (2012-08-21 22:47)
opas10さん
そういえば、海辺の合宿ありましたね。私も大学時代はやりました。^^ ビーチと言えばやっぱり砂の城ですよね。このサーキットは本当に良く出来ています。しかも、これで遊べるんですからさらに楽しいです。
by carotte (2012-08-22 08:50)