チョコレートに関する考察 [フランスのお菓子]
10月31日〜11月4日まで、パリのポルト・ドゥ・ヴェルサイユでチョコレートの国際見本市Salon du Chocolatが開催されています。
粒になったものから板チョコまで様々なものが展示販売されています。
しかし、チョコレートと言えば、脂肪と砂糖のかたまり。身体にいいわけないなと思いながら食べるのが実情。
本当のところはどうなんでしょう?
フランスのTV局Franc 2の記者さんたちが調べて来てくれました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのネットTV局francetvinfoで2012年11月2日に放送)
展示場には大きな板チョコが山積みになってました。チョコレート好きには堪らない映像ですね。
そして、なんとチョコレートは身体に良いという人もいます。
「私は毎日チョコレートを食べてますよ。おかげで毎日楽しく笑っていられます」とチョコ職人。
疑問その1 チョコレートは抗鬱剤の効果がある?
「たぶん気のせいだと思いますが、確かに食べると楽しくなりますね」と女性。
実際、チョコレートには気持ちを楽しくさせてくれるポリフェノールが含まれています。
心臓病の専門家である大学の教授は、興奮を鎮めながらも楽観的な気分にさせてくれるのがチョコだと言います。
疑問その2 高カロリーなのでは?
「スポーツで身体を動かせば、100gくらいのチョコなら大丈夫です」と女性。
確かに、チョコレートがカカオバターと砂糖で出来ていることを思えば高カロリー。
「10gで55キロカロリーです。食べ過ぎないようにすれば、ぜんぜん問題ありませんよ」とチョコレートについての本の著者。
食べ過ぎなければ、なんですよね。
疑問その3 チョコは中毒になる?
「ひとかけ食べたら、もうひとかけ、さらにもうひとかけとなって、結局、一枚ぜんぶたべてしまいます」と男性。
しかし、チョコレートに中毒になるような物質は含まれていません。
それは単なるチョコ好きなだけ!とのことです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、お昼にチョコレートパンを買い、出発しそうな電車に慌てて乗込もうとしたら、パンの入った袋だけが電車のドアに挟まった。僕をホームに残したまま電車はパンと一緒に出発していった」
VDM (Vie de merde)より
ご説の通り、嫌いなものでは中毒になりませんよね。(医薬品とか本物の薬物はともかく、食べ物に関して。)
食べ過ぎないように、自制するのが人間の叡智。
とはいえ、「止められない止まらない~」というのも、ありがちなこと。
最後は、本人の持つ意思の力、ですよね。
by tooshiba (2012-11-03 08:25)
チョコレートは、誰にでも愛される食べ物かも知れませんね。自分でコントロールしながら美味しく食べれればそれで良し・・・です。
by rabbit (2012-11-03 19:30)
tooshibaさん
嫌いなものはそもそも口に入りませんよねえ〜。
食べ過ぎないように自制というのがなかなか難しいのでして......。番組でインタビューされていだ男性のように、もうちょっといいかな、もうちょっといいかな、となってしまいますね。
by carotte (2012-11-04 10:02)
rabbitさん
チョコレートはたくさん食べると「食べ過ぎたな」となりますね。口の中でとろっと溶けてあっというまになくなってしまいます。それでもう一粒となってしまいますが、ほどほどにが一番いいんでしょうね。
by carotte (2012-11-04 10:04)
チョコレートの国際見本市!!夏には絶対に開催できないですね(笑)。フランス人のつぶやき、電車と一緒に去って行ったパンが、あの幻のゴールデンチョコパンだったら、けいおん部の面々ならずとも悲嘆にくれるでしょう(笑)
by opas10 (2012-11-04 11:54)
opas10さん
夏にやったら、あの山のようにつまれた板チョコは単なるドロドロの山になってしまいそうです。なんだかダリの絵を思い浮かべてしまいました ^^。ただのチョコパンでも、買ったばかりのを持ってかれてしまってはかなりショックです。
by carotte (2012-11-05 10:55)