安泰の村 [ラングドック=ルシヨン地方]
今年12月21日から23日頃に、人類の歴史は一つの区切りを迎える。
マヤ暦からそう読み解いた人々が、人類は2012年12月21日に滅亡すると言い出しました。
しかし、この村だけは助かるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年11月16日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
フランス南部、人口200人足らずの小さな村ビュガラシュ(Bugarach)。
12月21日に人類が滅亡してもこの村だけは助かると言われています。
ここにある変わった形の岩山Pic de Bugarachがその伝説を生むきっかけになりました。
岩山の形を見ると、人間の力を超えた何かスピリチュアルなものがあるようにも見えます。
そのせいか、1960年〜70年前半にかけてここにヒッピーが集まったり、UFOが飛び回っているという噂が流れたりしているのだそうです。
12月21日が近づくにつれ徐々にこの村が人々の関心を集めています。
「こんな片田舎の小さな村ですからねえ。ちょっとどうなるのか心配してますよ」と村のレストランのオーナー。
静かに暮らしている村人たちは穏やかではありません。
そして、物珍しさからすでに訪ねて来たツーリストもいます。
世界中から人が押し寄せ混乱が起きるのではと心配したのが自治体です。
新しく条例を制定し、12月21日はもとより、その3日前からこの岩山一帯に自由に近づくことを禁止することにしました。
外からの訪問者の受け入れはこの村だけに限られ、その数も許容範囲内としています。
村ではすでにパトロールが始まっています。
とは言うものの、今のところUFOや地球外生物は、絵はがき以外には現れていないとか。
それにしても、ここだけは安全だったはずなのに、なんとも妙な展開になってしまいました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私が地下鉄に乗っていると、向かいの子供が隣に座っていたおじいさんに言った。『ねえ、おじいちゃん。あのおばちゃんはどうしてあんなに太っているの?』私はまるで地球外生物にでもなったような気分だった」
VDM (Vie de merde)より
結局人類にとって一番危険なには人類ってことなんですね。あの絵葉書ちょっと欲しいかもです(笑)。
by opas10 (2012-11-18 11:00)
そんな場所があったんですね。知りませんでした。条例が制定されたりパトロールが始まったり…大変な騒ぎですね。当の山は静かにたたずんでるだけなんでしょうが…。
by yuzuhane (2012-11-18 14:03)
のどかな村なのに…とんだ騒ぎになってしまいましたね。
1と2が関係しているようですね。
by orange (2012-11-18 23:24)
opas10さん
観光の起爆剤、というほどのことでもなかったんでしょうけど、あの絵はがきはちょっと笑ってしまいますねえ〜。
by carotte (2012-11-19 10:00)
yuzuhaneさん
私もこんな場所があったなんて知りませんでした。12月21日はきっと普通に過ぎて行くんでしょうね。村の一日も何事もなく平和に過ぎて、静かにクリスマスを迎えてくれたらと思います。
by carotte (2012-11-19 10:03)
orangeさん
12と21、左右対称ですね。しかも2012年。やはり1と2が関係してます。^^ 本当に片田舎の小さな村が一騒動になってしまいました。
by carotte (2012-11-19 10:05)
これはビックニュースですね。
この山の形
なんか人が寝ている姿に見えませんか?
右側が上を向いている人の顔に見えない?
by kazenotomo (2012-11-29 00:26)
kazenotomoさん
ここへ行けば12月21日の難を逃れられるらしいです。でも、日本からはちょっと遠いですが。
確かに、髪の毛、広いおでこ、眉毛、飛び出した鼻にみえますね!
by carotte (2012-11-29 08:57)