ボジョレーのワイン農家 [フランスのワイン]
UMP党のこじれた党首選はまだまだ解決の糸口は見えてきません。
調停を買って出たアラン・ジュペでしたが、昨日、タオルを投げてしまいました。
次に登場したのが最後の頼みの綱、元大統領のサルコジさん。
結局、もう一度選挙をするのが一番いいような気がするのですが……。
さて、今月第三木曜日の15日に解禁になったボジョレヌーヴォー。
地元のボジュー(Beaujeu)でも水曜日の夜からお祝いのお祭りが開催されたそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局francetvinfoで2012年11月15日に放送)
ボジョレーのワイン農家が集まるボジュー。
夜中の12時を回ってすぐにワイン樽の栓が開けられました。
回りは黒山のひとだかり。さすがに地元だけあります。
皆さん興奮気味で新酒の味を楽しんでいらっしゃいました。
しかし、今年は心から喜ぶことはできません。
霜やヒョウ、さらに病気まで発生したブドウ畑。今年の出来高は例年をかなり下回ってしまいました。
「確かに今年は少なかったですねえ。私のとこではボジョレーはほとんど作れませんでした」とワイン農家のジャン=ジルさん。
別の銘柄の昨年のワインを週末に販売する予定だそうです。
しかし、農家によってはそのような手だてを講じることができないところもあります。
そこで、ワイン農家でつくる協会が支援にのりだしました。
「何かの時のためにワイン農家が納付している積立金があるんです。必要と認められた農家がこの積立金の中から支援金を受け取ることができます」と協会の方。
生産量が減ったために消費者にも影響が出ています。
今年はワインの価格が10〜20%ほど値上がりしているそうです。
となると、あまりがぶ飲みせず、適度に飲むのがいいようです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ママが言った。『妹の宿題を手伝ってやって』すると妹が言った。『ママ、これ算数だよ。私まで0点取りたくないよ』」
VDM (Vie de merde)より
樽を開けて盛大な感じでやってましたね。リヨンに行ったとき、タクシーの運転手さんがボジョレー地方の出身だったようで、ぜひこの時期にリヨンと絡めてまた来いとおっしゃっていました。一度はこの華やかな感じのところも見てみたいと思いました。有名ワイン産地、シャンパーニュしか行ったことがないのですが、他にも興味あります。
by yuzuhane (2012-11-27 08:51)
yuzuhaneさん
ボジョレーはリヨンからすぐですもんね。訪ねるのにちょうどよさそうです。本家の解禁日はまたちょっと違った雰囲気ですね。このお祭りにまぎれて、あの樽から出て来るボジョレヌーヴォーを味わってみたいです。皆さん小型のグラスでしたね。
by carotte (2012-11-28 09:10)
異常気候の年のワインは美味しいといいますので、今年のワインは寝かせるときっといいワインになるはずです。本家の解禁日、ぜひあの場で味わってみたいものです!!
by opas10 (2012-12-09 11:36)
opas10さん
本家の解禁日は他とは雰囲気が違ってるんじゃないかなと思います。瓶じゃなく樽から飲むのが、いかにもお祭りというのがまたいいですね。今年のワインは後3〜5年くらいしたら本当に美味しいかどうかわかるということになりそうですね。
by carotte (2012-12-10 09:50)