X'masのごちそう その1 [フランスのグルメ]
今日はいよいよ世界の終わりがやって来る(?)12月21日。
以前に紹介した、世界の終わりが来ても大丈夫な村ビュガラシュ村はどうなっているでしょう?
人口200人にも満たない村には、ツーリストはわずかですが、244人ものリポーターが世界各国から押し掛けています。
日本からはフジテレビの人が来てました。
現地の方々はどことなく冷めた目……。
村人の一人がおっしゃっていたように、この騒ぎが終わってしまえば世界から忘れられた村みたいになりそうな……。それはそれで幸せかもしれません。
さて、本日からシリーズでクリスマスのごちそうを紹介します。第一回目の今日は、スモークサーモン。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年12月17日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
昔からスモークサーモンを作り続けているこの工場では、年間売り上げの四分の一が12月に集中します。
サーモンはスコットランド産。三枚におろしたら塩をふり、薫製室で18〜20時間かけて燻されます。
薫製に使用するのはブナの木。
こうしてできたスモークサーモンは1キロあたり70ユーロほどで販売されます。
普通のが40〜50ユーロだそうですから、ここのは少々高級。
この高級スモークサーモンを使って、ミシュランの星付きレストランLa Mateloteのシェフが前菜を作ってくれました。
サーモンのロールケーキのようなものは、土台に黒パン、その上にイタリアのクリームチーズ “マスカルポーネ” やクミンの入ったムースがのせてあります。
2つ目は、サーモンの真ん中にレンズ豆を置き、その上にポーチドエッグをのせたシンプルな一皿。
サーモンにはレンズ豆がよく合うそうです。
どちらもクリスマスにふさわしい華やかさで美味しそう。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人がサーモンピンクのシャツを着ていた。ピンクはもちろん色のこと。でもサーモンは色ではなく……におい」
VDM (Vie de merde)より
中国で、今日が地球最後の日と騒いでいるとか(大笑)。2012だったlかの映画でも、地球から脱出するようなものがありました。ノストラダムスの予言の類いで終わるでしょう。それとも(フランスのここへ)行っとけば良かったと思うでしょうか。
by t-toshi (2012-12-21 11:50)
t-toshiさん
結局、なにもなかったみたいです。無事22日になりました。
最初から分かっていたことのような気もしますが、最後と言われるとなんとなく不安になるから不思議です。あの村もこれで静かになります。
by carotte (2012-12-22 00:20)
我が家でもクリスマスには、お歳暮にいただいた「王子スモークサーモン」が食卓にのります。あの王子製紙が北海道の系列ホテルで使用するために作っている高級スモークサーモンで、これがもう美味しいんですよ!
by opas10 (2012-12-24 13:15)
opas10さん
王子製紙はそのようなところにも手を広げているのですね。やはり手をかけたスモークサーモンは味わい深いですね。いろいろアレンジして食べるのもいいですが、シンプルに食べるのが一番いいような気がします。
by carotte (2012-12-25 09:21)