X'masのごちそう その3 [フランスのグルメ]
世界最後の日と言われていた12月21日のビュガラシュ村は大変な騒ぎになっていました。
その映像に興味のある方は→こちら
なんだかもうお祭り騒ぎと言った方がよさそうです。
中には、そのまんまで宇宙人みたいな人が........。
それはさておき、X'masのごちそうシリーズの続きです。
三回目の今日は、帆立。
海辺の町トゥルヴィル=シュル=メール(Trouville-sur-Mer)にあるレストランL'Annexeのシェフが帆立料理を作ってくれます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年12月20日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
まずは市場へ帆立を仕入れに向かいます。
「濃い赤みがかった色の殻がしっかり閉じているのがいいですよ」とシェフ。
材料は4人分で、帆立16個、フォワグラ4切れ(一切れ60g)、ジャガイモ4つ、シブレット、オリーブ油、バター、塩・こしょう。
ジャガイモは茹でます。
帆立は殻から取り出し、良く洗ったらキッチンペーパーにのせ水気をきります。
茹でたジャガイモをフォークでつぶしたらバターと刻んだシブレットを加えます。
強火のフライパンで帆立の両面を軽く焦げ目が付くくらいにさっと焼きます。焼き過ぎると帆立がゴムのようになってしまうので要注意。
フォワグラも同様にフライパンでさっと両面を焼きます。
盛りつけは、一番下がジャガイモ、その上に帆立、一番上にフォワグラをのせてできあがり。
帆立とフォワグラの組み合わせがちょっと珍しいですね。
海の幸と山の幸が一つのお皿に収まっています。
お客さま方も満足げ。この組み合わせ、なかなか良いようです。
これで10ユーロを切るお値段。
日本なら食材のお値段が少々高くつきそうですが、作り方はそんなに難しくなさそうなので、自宅でも作れそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、家のしつけが良すぎたせいか、レストランで食事をした後にお皿をキッチンに運ぼうとしてしまった」
VDM (Vie de merde)より
楽しい放送をありがとうございました。ほんと、そのまんま宇宙人もいてつい笑ってしまいました。何でもお祭りにしてしまう底抜けの明るさに好感です。こんな生き方をしたいもんです。
by t-toshi (2012-12-23 11:19)
ホタテとフォアグラ、これは間違いなく美味しいですね。以前に名古屋で、大ぶりのホタテのまわりに牛肉を巻いて鉄板で焼いたものを食べたことがありますが、これもまた忘れられない美味でした。
by opas10 (2012-12-23 15:15)
これは出来そうですね。…フォアグラですかぁ…
やっとお仕事が一段落したので、つかの間のゆとりの時間が。
by orange (2012-12-23 17:46)
t-toshiさん
世界の最後なんてもんじゃなかったですね。一大仮装イベントのようになってました。あの男性は、どこからどうみても宇宙人ですよねえ〜。
by carotte (2012-12-24 10:44)
opas10さん
帆立の牛肉巻き美味しそうですね。
ホタテとフォワグラの方は、淡白な帆立に濃厚なフォワグラの味が加わってなかなか良さそうです。それにジャガイモがついているところがおもしろいですね。
by carotte (2012-12-24 10:53)
orangeさん
この料理、食材さえ手に入れば十分に一般家庭でつくれそうです。旅行した時にでもフォワグラを手に入れて、一度、作ってみたいものです。
by carotte (2012-12-24 10:55)