南仏の花ミモザ [コート・ダジュール地方]
パリの雪は止むどころか、日曜日も降り続いていました。
その映像に興味のある方は→こちら。
東京も今週また雪になるという予報です。なんだか地球全体が冷え込んでいるような気になってしまいます。
そんな冬をぱっと明るくしてくれるのが黄色い花のミモザ。
コート・ダジュール地方ではこのミモザが満開です。今年は気候がよかったせいで花の質がいいそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年1月11日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
青空に黄色の花。
日本だったら菜の花ですが、コート・ダジュールはミモザです。
「ミモザは寒さや霜に弱いので、温暖な気候と安定した気温が欠かせません。水分も少なすぎても多すぎてもいけません」
つまり三拍子そろっているのが南仏というわけです。
南仏のミモザは、18世紀にイギリス人が、オーストラリアからフランスに持ち込んだそうです。
今や南仏を代表する花になってしまいました。
小さな丸い花がたくさん集まったのがミモザ。
そして、根元の方には小さい蕾のような花が、先の方には大きく開いた花がついているのが美しいミモザとされています。
花屋さんでは販売用にブーケが作られていました。
「今年は質が良いのであまり手を入れなくて済みます」と花屋さん。
2月のカーニバルではこの花が活躍することになります。
丸くてころころしたミモザを見ているうちに、猫じゃらしを思い出してしまいました。
というわけで、最後はおまけでネコの映像をご覧下さい。賢いネコです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、あっという間に、机、パソコン、メガネを黄色にできることに気がついた。1. ゆで卵をレンジでチンする。2. ナイフで切る。3. 爆発!」
VDM (Vie de merde)より
>温暖な気候と安定した気温
人間にとっても過ごしやすいですね。
by いっぷく (2013-01-21 05:47)
いっぷくさん
そうですね、一番過ごしやすいですね。
フランスの中でも冬は南仏が一番すごしやすいみたいですよ。
by carotte (2013-01-21 09:40)
ミモザ大好きです.. でも、これが咲く頃は花粉症のシーズンで、なんか見てくれがダブってしまっていけませんね。
by 島酔潜人 (2013-01-22 00:19)
島酔潜人さん
確かに、あの黄色い花から大量の花粉がまき散らされているように見えます。^^; そろそろやってきますね、花粉の季節が。
by carotte (2013-01-22 12:39)
ネコの目の動きを見ていると、ちゃんと追いかけているようにも見えました。やはり動体視力が優れているんでしょうか。
by opas10 (2013-01-27 11:41)
opas10さん
このネコは、耳と目でしっかり確認してますよね。人間だったらきっとどれがどこやら分からなくなってるとこですよ。
by carotte (2013-01-29 21:54)