ベアルン地方のんびり旅 その3 [アキテーヌ地方]
シリーズの三回目は、前回のラランス村のすぐお隣にあるオー・ボンヌ(Eaux-Bonnes)村。
酪農のかたわら民宿FERME DE LA MONTAGNE VERTEを営むお宅を訪ねます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年1月30日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
雪山に囲まれた渓谷の村オー・ボンヌ。
冬の間眠っているように見えますが、忙しく働いている人もいます。
かつての羊小屋を宿に改築して民宿を営むクリスティーヌさんです。
今晩、宿泊されるお客さまのためにお部屋の準備に余念がありません。
石造りの建物の中に入ると、かわいらしいお部屋になっていました。居心地がよさそうです。
お部屋は全部で3つ。合計で6〜7人くらい泊まれるそうです。
「絵はがきみたいなすばらしい眺めでしょう。なんとなく調子が悪い日でも、外に出てこの風景を眺めたら元気になりますよ」とクリスティーヌさん。
お部屋の準備が終わると、今度は羊のお世話。
一日に三回はこうして羊小屋に来るそうです。
子羊も次々と生まれているみたいです。
羊たちは枠から首を出してエサを食べていました。
ご主人のアランさんは酪農の他に近くのスキー場でも働いています。
「私はここで生まれました。山が好きなんですよ。何年もここで暮らしていますが、毎日、何か新しい発見があります」
羊の世話の後は、宿泊客のための食事作り。
今晩はトゥルーズからのお客さまが二名宿泊の予定です。
クリスティーナさん、休む閑もありません。
日の入りとともにお客さまの到着です。
近くのスキー場でスキーを楽しんだ二人。気分を変えて、この民宿に泊まることにしたのだそうです。
「雪山に囲まれた宿に泊まれて嬉しいです。宿の方も気さくで親切ですし」と宿泊客。
会話もはずんで暖かい一夜が過ごせそうです。
オー=ボンヌ村には温泉が出ているそうです。
昔は湯治場として繁栄していたようですが、20世紀の初め頃にはすたれてしまいました。
しかし、最近また見直されて来ているそうです。
近くにスキー場があって温泉つきなら、冬のバカンスにはもってこいのロケーションですね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、スキー場の茂みで、スキー板を付けたまま用を足していると、下のゲレンデに向かって急にスキーが滑り始めた・・・・・!!」
VDM (Vie de merde)より
のんびりとマイペースで旅したい。いつも駆け足で表舞台だけを見てますので・・・・
by rabbit (2013-02-09 20:43)
フランス人のつぶやき、その後の不幸の結果を知りたいですね(爆)
by opas10 (2013-02-10 13:12)
rabbitさん
日本から12時間もかけて行くとなると、こういう鄙びた田舎までは行かれないですね。どうしても表舞台だけになってしまいます。たっぷり時間のある時にのんびり旅してみたいです。
by carotte (2013-02-11 10:39)
opas10さん
かなり恥ずかしい結末ですよ ^^
by carotte (2013-02-11 10:40)