17,300ユーロの子牛 [リムザン地方]
リムザン牛で有名なリムザン地方。
そのリムザン地方のオート・ヴィエンヌ県ボワソイユ(Boisseuil)で開かれた競売で、一頭の子牛が17,300ユーロという記録的な高値で落札されました。日本円なら220万ほど。
その子牛とは、こんな子牛です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2013年5月16日に放送)
耳に726の番号札がつけられた子牛がその子牛。名前はヘクトール。
落札したのはアルザス地方の酪農家グループ。
「雄牛の場合、少々値段が高くても、生産性が高いのでそれだけの価値はあります」と参加者の一人。
今回の競売の参加者は500人以上。
競売にかけられた子牛のうち57頭が高値で、さらに6頭は10,000ユーロ以上で落札されたそうです。
「育てるのにそれなりの時間をかけていますし、交配にもお金をかけていますから、高値で売れるとありがたいですね」と子牛を育てた側の方。
昨年の競売があまりぱっとしなかった分、今年は高値で取引されて皆さんまずまずの表情です。
牛の競売って、こんな風にして行われるんですね。
檻の中の子牛の価値も見る人が見ればだいたいどのくらいなのか分かるんでしょうね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、洗濯機が壊れたので電気屋に修理に来てもらった。電気屋は故障の原因になったとおぼしき1サンチーム硬貨を洗濯槽の中からみつけだし、僕は出張修理代として70ユーロを請求された」
VDM (Vie de merde)より
アルザスって、酪農の街ですよね?!
牛には、ちょっとばかり、うるさいオヤジさんが多いのではないでしょうか。
by motosoft (2013-05-18 06:56)
motosoftさん
アルザスと言うと私はいつもワイン!となってしまうのですが、この値段で子牛を購入するところを見ると、酪農もさかんなようです。種牛としても価値が大きいんでしょうね。
by carotte (2013-05-18 11:13)
子牛のお値段もすごいですが、オークションへの参加者がこれだけ沢山いるというのもすごいですね~!
by opas10 (2013-05-19 22:21)
opas10さん
この時の競売はぜんぶが子牛だったようです。子牛といっても少し大きくなった子牛のようです。たぶん、これから種牛として活躍しそうですから、良い子牛を手に入れたいということで皆さんあつまってるんじゃないかと思います。
by carotte (2013-05-20 13:49)