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ブルターニュの港巡り その5 [ブルターニュ地方]

 ブルターニュの小さな港シリーズの最後は、半島を南に下って、海と陸と川が複雑に入り組んだ地帯にあるオーレー(Auray)を訪ねます。(下記地図の紫印)

Paris_Bretagne.jpg

より大きな地図で ブルターニュの港巡り を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年5月31日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら



 オーレーの港へは船で向かいます。

 

 岸辺の緑や建物を眺めながら30分もすると港に到着。

 

 「今は行楽のための港になっていますが、昔は漁業や交易の港だったんです。船が木材や石炭を運んでいましたが、鉄道が通ってからはなくなってしまいました」と船長さん。

 

 ここは海から奥まったところにあるせいか、これまでの港とはちょっと雰囲気が違っています。

 

 この日の港には市が立っていました。

 

 毎週月曜日、400店ほどが集まるそうで、ブルターニュでも最大の市だそうです。

 

 「野菜や果物を始めとして様々なものが売られています。その分、人もたくさんやってきます」と男性。

 

 男性の後ろには春の味覚のアーティチョークが売られていました。

 

 港に向かう坂道はシャトー通り。アートギャラリーの並ぶ人気の通りです。

 

 白髭のおじさんは、数年前にここに住むようになった元漁師の方。この港に思い入れがあるようです。

 

 それにしても並じゃないヒゲの蓄え方です。食事のときは相当大変そうな・・・。

 

 それはともかくとして、オーレーの町にはみごとな木骨構造の家の立ち並ぶ通りもあります。

 

 港はサン=グスタン港(port Saint-Goustan)と呼ばれています。サン=グスタンは漁師や船乗りの守護聖人。

 

 ここは内陸部を流れて来たオーレー川がちょうど海に注ぐ地域。

 

 とは言っても、アーチ型の美しい橋の下を流れていたのは海の水。ちょうど満ち潮が上って来ているところでした。

 

 岸辺の散歩は気持ちよさそうです。観光客で一番賑わうのもこの港。

 

 中世の面影を残す趣のある港でした。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******


「今日、土砂降りの中を1時間ほど犬を散歩させた。ウチの犬、家に帰るなりほっとしたようにソファに寝そべった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 4

とし@黒猫

牛が蹴っ飛ばして戸棚を開けたとこで、すでに笑ってしまいました(・∀・)
by とし@黒猫 (2013-06-08 08:23) 

opas10

確かに港町というよりも、大きな川沿いの街という風情ですね。町が平和なのでしょうか、犬が二頭、お店の前ですっかり寝そべっていました。白髭のおじさん、イカスミのパスタなんて食べた日には一体(笑)。
by opas10 (2013-06-09 23:18) 

carotte

とし@黒猫さん
>牛が蹴っ飛ばして・・・?
ひょっとして番組の前のコマーシャルだったでしょうか?
コマーシャルはその時々でいろいろ変るんですよ~。今度出てきたら見てみますね。
by carotte (2013-06-10 13:27) 

carotte

opas10さん
大きな犬がどたっとお店の前に寝そべってましたねえ~。車なんかあまり通らないんでしょうね。白ひげのおじさん、お食事中の様子を一度拝見させていただきたいです。イカスミのパスタを食べたら、白ひげが完全に黒ひげになっちゃいます!^^
by carotte (2013-06-10 13:29) 

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