コート・ブルー その1 [プロヴァンス地方]
南仏マルセイユの西海岸には、コート・ブルー(英語で言えばブルー・コースト)と呼ばれ地域があります。
今日から、そのコート・ブルーにある小さな港を5回に分けて訪ねます。
第一回目の今日は、マルセイユから西へ18キロほど行ったところにあるアンシュエス=ラ=ルドンヌ(Ensues-la-Redonne)を訪ねます。(下記地図の青印)
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年7月1日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
地中海の海岸線を走るローカル線「ブルー・コースト・ライン」(以前の記事を→こちら)。
その名にふさわしく、青い地中海をたっぷりと楽しませてくれます。
「海岸沿いをこうして走るのが素晴らしいですね」と乗客の男性。
「車の渋滞に飲み込まれ身動きできなくなるより、ずっといいですね」と女性の乗客。
その列車の走るアーチ型の高架橋の下にあるのがアンシュエス=ラ=ルドンヌの港。
休暇でやってきた人たちの楽しみは海水浴と日光浴。
しかし、夏の間、海辺の小さな別荘で暮らしているジャン=ピエールさんの楽しみはちょっと違っています。
何しろ1946年から来ているそうですから住んでいるのも同然。
小さな菜園に水をやったらお昼寝。目覚めたところでペタンクをしにでかけです。
ジャン=ピエールさん、もっぱら見物だけのようです。
ビキニ姿の女性の向こうに広がる地中海の風景が印象的。
そして、別の場所では住民の皆さんが集まって、食前酒を飲みつつ、子供の頃の話で盛り上がっていました。
ここは、イザベルさんの別荘。この辺りの人たちはこのような別荘のことをカバノン(cabanon)と呼んでいるそうです。
「マルセイユは大都会ですが、ここは小さな湾にできたのんびりした港です」とイザベルさん。
青い海、茶色の岩、緑の木々が絶妙の風景を作り出していました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、シャワーから出ると足が真っ青になっているのに気がついた。ひどく心配になり、病院へ行った。医者が脱脂綿で足を消毒すると脱脂綿が真っ青になった。それで分かった。新しく買ったジーンズの仕業だった」
VDM (Vie de merde)より
バカンスに行きたい風景ですね。
小さな海辺の町。ビーチサンダルで海岸まで。
同じ様な陽射しが照りつけるていますが、こちらの方が過ごすには快適そうです。
by orange (2013-07-08 08:13)
帽子にジョーロのおじさんがこのあたりの素朴な雰囲気にあっていていい感じでした。ニースからマルセイユまでの道は夏はものすごい渋滞だし、列車もすし詰めだと聞きましたが、この列車はTGVが走る路線とは違うところなんでしょうか。マルセイユ近郊にはいいところがありますね。
by yuzuhane (2013-07-08 08:50)
こういう素敵な所で、のんびりとバカンスできるなんて、最高の贅沢です!
羨ましいな~
by rabbit (2013-07-08 21:39)
orangeさん
こういう風景を見ると、バカンスにでかけたくなりますねえ〜。
地中海の色と、海岸の町の色の組み合わせがすてきです。やはり地中海地方独特の太陽の日差しがあるんでしょうね。
by carotte (2013-07-10 00:55)
yuzuhaneさん
ジョーロのおじさん、ここには夏だけ来るらしいですが、ほとんど住民と化してました。ニースからマルセイユと言えば、バカンス客でごった返しそうですね。このローカル線はTGVのラインとは別物みたいです。一度乗ってみたいです。
by carotte (2013-07-10 01:01)
rabbitさん
こんな風光明媚なところで一度バカンスを過ごしてみたいですね。地中海地方ならではのバカンスが楽しめそうです。
by carotte (2013-07-10 01:03)
これぞまさにイメージ通りのバカンス!こんな場所で夏を過ごすと、人生の質が変わりそうです(^O^)
by opas10 (2013-07-15 22:33)
opas10さん
海に行って休暇をすごすだけなら日本でもできますが、この風景は地中海でしか味わえませんねえ〜。
by carotte (2013-07-18 12:23)