ロゼワイン [フランスのグルメ]
最近、フランスではロゼワインを飲む人の数が増えたとか。
特に、夏は人気だそうです。4杯のうち1杯がロゼワイン。
この人気を受けて、新しくロゼワインの製造に乗り出したワイン農家もいるそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年7月25日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
軽くて気軽に飲めるロゼワインの消費量は、この20年で3倍に増えました。
その第一番の生産地と言えばプロヴァンス。
ヴァール県にあるワイナリーDomaine Sainte Roseline。
ロゼワインの人気が出るに連れ、その規模も拡大しているそうです。
ロゼは仕込みの時期が9月、販売されるのが翌年の5月。1年のうちに売り切ってしまいます。
最近では輸出も増えました。アメリカ、カナダ、そしてアジアにも輸出しているそうです。
人気なのは夏だけではありません。冬のスキー場でも飲まれています。
「ロゼはランチでも夕食でもいただけますね。食前酒にもなりますし」と女性。
「昔のロゼは安ワインでしたが、今ではボルドーワインにも劣らないような質のいいのがあります」と別の女性。
ロゼワインの生産はワイン全体の12%ほどにもなっています。
生産者もそれなりに力を入れるようになってきました。
試飲室ではグラスにつがれたロゼワインが並んでいます。
なんだかどれも同じに見えますが、専門家が見ると違っているんでしょうね。
試飲は人間の力ですが、ここでは科学の力も借りています。
様々なワイン農家で作られたロゼは一つずつ科学的な分析が行われるそうです。
こうして見ると確かに同じロゼでも色が違っているのが分かります。
そのワインを詰めるボトルやラベルに工夫を凝らすワイナリーもあります。
お店の棚には個性的なボトルに詰められたロゼワインが並んでいました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、冷蔵庫を開けると、オレンジジュースのボトルに『飲むな』と書かれてあった。うちのママは期限切れの飲み物があると捨てるかわりに『飲むな』と書く」
VDM (Vie de merde)より
白はキレのいい辛口が、赤はズッシリくるフルボディが好きな自分にとって、ロゼは最初から選択肢に入らないモノでした。でも味も改良されているとなるとちょっと考え直そうかと思います。フランスのロゼブーム、たぶんあと3年以内に日本にも入ってくるでしょうね。
by opas10 (2013-08-04 21:20)
opas10さん
ロゼブーム、きっと日本にも来ますよ。ワインを飲むときはたいてい白か赤で、わざわざロゼを選ぶことははあまりないですね。そのうち、ロゼを選ぶのがお洒落になったりするかもしれません。
by carotte (2013-08-08 16:37)