JFKのヨット [トピックニュース]
先週末の土曜日、コート・ダジュールのリゾート地サン＝トロペに世界中から豪華なヨットが集まりました。
その中に、あのJFケネディが所有していたヨットがありました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。（フランスのTV局Francetv Infoで2013年10月6日に放送）
ヨットの名前はManitou。別名を「海に浮かぶホワイトハウス」と言ったそうです。
高さ19メートルの二本のマストが優雅に風をはらんでいます。
ケネディは10年間このヨットを所有していました。友人や妻を招いてレースを楽しんでいたそうです。
「ケネディはホワイトハウスにいる時間より、ヨットに乗っている時間の方が長かったなどと言われてますが、私はそんなことはないと思いますよ」と男性。
この方が現在のヨットの所有者。
ケネディが暗殺されて5年後の1968年にこのヨットを手に入れました。ケネディが使った当時と全く同じ作りに修復してあるそうです。
「お風呂に入ったりシャワーにかかったりできるように、この床の部分にはバスタブがあります」
そして、キャビンは、ケネディとマリリン・モンローの密会の場所だったとか。
ここはセキュリティのために、壁のボックスにピストルが常備されていました。
「1960年当時、大統領が乗船している時は、ラジオ無線が搭載されていたそうです」
50年以上も前となると、携帯やスマホ、それにインターネットもなかった時代です。
見学に訪れた人たちもヨットの優雅な佇まいに見とれていました。
Manitouが作られたのは1937年で、当時の特性をすべて備えているそうです。
「外観には気品があり、室内は豪華で居心地のいい贅沢な作りになっています。使われている木材も高級なものです。30年代〜50年代はそいう作りが主流だったのです」
船酔いが少々心配ではありますが、こんなヨットなら一週間くらい宿泊してみたいものです。
＊＊＊＊＊＊＊＊ フランス人のつぶやき ＊＊＊＊＊＊＊
「今日、ヨットの集中授業があった。指導員が僕たちを、重りの役割をするグループと、力仕事をするグループの２つに分けた。で、重りの役割をするグループは僕一人だった」
VDM (Vie de merde)より
木の調度品が豪華な内部ですね。海に浮かぶホワイトハウスって感じです。アンティーブのボーヴァン港にも豪華クルーザーやヨットが係留されていましたが、サントロぺも高級リゾート地の雰囲気ですね。
by yuzuhane (2013-10-08 09:10)
いいものを見せて貰いました。眼福というのでしょうか。
見ているとかなりの人出が必要なようで、ヨットのことはよく分かりませんが、密会といっても、二人きりにはなれないような雰囲気です。それとも、「お熱いのがお好き」のトニーカーティスとモンローのように、停泊している時？こういうのを、あれこれ心配するものですから・・・
サントロぺではなく、ボーリューででしたが、豪華ヨットが林立するのを見て、俺の人生は何んだったのか？？？と、愕然として、その場で首でも括りかねない様子を見せた、日本のどこかの社長がいたのを、思い出しました。
by cycloo (2013-10-08 11:11)
yuzuhaneさん
内部が豪華でしたねえ。それに落ち着いた雰囲気で、大統領の第二の執務室みたいな感じでした。サントロペは一時期もてはやされた時期があったようですが、今でも有名人が保養にやってくる高級リゾート地のようですよ。
by carotte (2013-10-09 00:55)
cyclooさん
これだけの規模のヨットとなると、走らせるだけで少なくとも５〜６人は必要でしょうね。となると、おっしゃるとおり、二人っきりというわけにはいかないですね。きっと乗組員が数名いたんでしょう。そして見て見ぬふり。ケネディーの事ですから、他にも日替わりで何人もの女性を乗せていたのでしょう。そのうちの一人がマリリン。マリリンは船酔いはしなかったのかなあなんて気になってきました ^^;
あちらの人たちは裕福でも中流でも、上手に遊びますね。その辺りは日本人とはだいぶ違うような気がします。
by carotte (2013-10-09 01:03)
実に見事な内装です！当時は、素晴らしい材料がふんだんに入手できたのですね。海外のリッチマンの道楽はスケールが違うんですね～。
by opas10 (2013-10-14 19:31)
opas10さん
やはりこれは道楽のうちに入りますね。ヨット一隻手に入れるだけでもかなりのお金が必要ですし、実際に使ったり維持するだけでも相当の費用がかかりそうです。でも、宿泊施設付きで海をうろうろできるのは楽しいでしょうね。
by carotte (2013-10-16 10:49)