SSブログ

ミステリーゾーン その3 [ノルマンディー地方]

 シリーズの三回目は、ノルマンディー地方コタンタン半島の先端シェルブールに近い小さな村マルタンヴァ(Martinvast)を訪ねます。

 

Paris_ChMartinvast.jpg

より大きな地図で フランスのミステリーゾーン を表示
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年11月6日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 ここにあるのがマルタンヴァ城(château de Martinvast)。ネオゴシック様式のお城です。


 現在の姿になるまでに様々な出来事を体験してきました。


 百年戦争(14〜15世紀)で廃墟同然となり、16世紀後半に再建。


 19世紀後半にプロセイン王室の一員であった銀行家に売却され、現在のようなネオゴシック様式に生まれ変わりました。


 しかし、第二次大戦中に焼夷弾で全体が火事に見舞われ、再建されたのはそれから約20年後の1967年のこと。


 現在のオーナーであるクリスチャン・ドゥ・プルタル伯爵が中を案内してくれました。


 「これが私の祖父と祖母です」と伯爵。


 先祖代々この城で奇妙な体験をしてきたとか。


 「私は誰かが階段を下りる音を聞いたことがあります。そんな人間はいないはずなんです。ここには何か霊のようなものが住み着いていて、動き回っているような感じがします」と伯爵。


 一方、この城に住んでいるブルックさんもまた怖い体験をしています。


 「夜中に私が寝ていると、誰かの荒い息づかいが聞こえてきて目が覚めるんです。それにビー玉で遊ぶ人影が見えたりもします。それも決まって夜中の1時ころ」


 ブログを書いている私までなんだか気味が悪くなってきます・・・。よくこんなところに住んでいられるものですね。


 あまりに奇妙なことが起きるので、お城から霊を追い出してもらうために専門家を呼びました。


 その道25年のエリックさん。霊を探してヨーロッパ中を旅しているとか。


 なにやら見たこともないような道具をカバンから取り出しました。


 まずは赤外線を出す機器を手に霊を探します。


 次にL字型の二本の棒を使うこともあります。


 「この棒が右や左に動いて導いてくれます。そして、何かいるときは、この棒が交差するんです」


 こうしてこの城を調べたエリックさん。いくつかの霊が取り憑いていることを確認したそうです。


 この後、霊を追い出すことはできたのでしょうか?


 そこが知りたかったのですが、番組ではふれないまま終わってしまいました。


 ここは宿泊施設もあるようです。宿泊してみればどうなったか分かるかもしれません・・・。


 次回は、フランス中部オヴェルニュ地方のお城を訪ねます。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、友人の家にお泊まりすることになった。二人でホラー映画をビデオで見た後、トイレに行きたくなって薄暗い廊下を歩いていると、お化けに出くわし思わず携帯を投げつけた。よく見るとお化けではなく、このうちのお祖母さんだった[あせあせ(飛び散る汗)]


 

VDM (Vie de merde)より




nice!(33)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

nice! 33

コメント 2

opas10

霊が出る、ってオーナーが公言しているようなお城に宿泊施設があるのですか!もしかしたらそうした心霊現象を売りにしているのかもしれません。それにしても、エリックさんの持っている道具も「怪しい」ですね~(笑)。
by opas10 (2013-11-17 22:46) 

carotte

opas10さん
旅行者が泊まれるようになってます。しかし、こんなところでは安眠できそうもないですねえ〜。こういうお話になると、いろいろ怪しげな人や物が登場します。
by carotte (2013-11-20 15:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。