アン県のレストラン巡り その3 [ローヌ=アルプ地方]
シリーズの三回目は、アン県の中でも無数の池があることで知られるドンブ地方、その小さな村ラ・シャペル=デュ=シャトラール(La Chapelle-du-Chatelard)にあるレストランLes Platanesを訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年11月27日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
静かでのんびりとしたドンブの池。
そこを歩く一人の男性。
この方が今日の料理を作ってくれるシェフのセルジュさんです。
ドンブ生まれのドンブ育ち。1945年に祖父が開業したレストランを1996年から引き継いでいます。
今日の食材の一つ、野生のキノコが取れたら、さっそく厨房に戻り今日の料理に取りかかります。
本日はカエルの料理。
ドンブ地方は魚の養殖で知られていますが、カエルもたくさん棲息しているようです。
付け合わせのキノコは、セープ茸、ジロール茸など5〜6種類あります。
カエルのモモ肉は牛乳に浸した後、小麦粉をまぶして、バターを溶かしたフライパンで炒めます。
バターの量が半端じゃないですね。
カリカリになったらパセリとニンニクをさっと加えます。
キノコはシンプルにフライパンでさっと炒めます。
カエルはど〜んと大皿で熱々がテーブルに運ばれます。バターが美味しいソースになっていました。
皆さん、鶏の手羽中を食べてるような感じに見えます。
お店のもう一つのスペシャリテがパイク(カワカマス)料理。
そして、昨日も登場したリ・ドゥ・ヴォ(仔牛の胸腺を使った料理)。こちらはモリーユ茸入りソース仕立て。
そして、デザートは、バニラ風味のムースとリンゴのカラメル煮、イチジク、生クリーム添えアイスクリームとメレンゲ。
どれも美味しそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、クラスのある女の子がにやりと笑うのを初めて見た。折しもカエルの解剖をやっている真っ最中のこと・・・」
VDM (Vie de merde)より
カエルは、アメリカの中華料理屋でよく見かけます。田鶏の名前でメニューに載っており、ホントに手羽元みたいな見かけと味でした。ビールによく合いますよ(笑)
by opas10 (2013-12-03 23:07)
opas10さん
そう言えば、中華料理にカエルを使ったものがありますね。私はまだカエルはいただいたことがないので、今度、中華屋さんに行く機会があったら、ビルのお供で食べてみたいです。^^
by carotte (2013-12-04 22:00)