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年越しの準備 [フランスのグルメ]

 大晦日のカウントダウンまであと数日。


 この大晦日から新年にかけての夜に欠かせないのがお酒です。[あせあせ(飛び散る汗)]


 フランスの交通事故防止団体の実施したアンケート調査によれば、この夜、フランス人の半分が、3杯かそれ以上のアルコールを摂取するつもりだと答えたそうです。


 対象となったのは、18歳〜64歳のドライバー1206人。


 回答者の約4分の一が3〜4杯、16.8%が5〜7杯、8.3%が8杯以上という結果になりました。


 フランスでも死亡につながる交通事故の一番の原因が飲酒運転。


 事故防止のために、1. 移動せずその場で寝る、2. お酒を飲まない友人を一人確保し、家まで連れ帰ってもらう、3. 公共交通を利用する、4. タクシーに乗る、などと呼びかけているそうです。


 さて、日本ではお正月にごちそうをいただきますが、フランスの場合は大晦日の夜。


 この時期、市場は食材を求める人たちでにぎわっているそうです。


 フランスでごちそうと言えば、フォワグラ、ラングスト(伊勢エビ)、スモークサーモン、トリュフ、シャンパン・・・などを思い浮かべますが、皆さんどんなものをお買い求めなんでしょう?

Paris_Paris.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2013年12月28日に放送)



 魚屋さんの元気な声が市場に響きます。


 「世の中不景気だけど、美味しいもんでも食べてぱっとしようや!」


 その声に引きつけられたのか、女性のお客さまがオマール海老を2尾お買い求めになられました。


 お値段の方はと言えば、1キロあたり48ユーロ。


 2尾で1キロくらいになるでしょうか?今のレートで円に換算すると約7,000円ほど。


 一方、伊勢エビとほぼ同じラングストの方は、1キロあたり68ユーロ、カニは88ユーロと、どんどんいいお値段になっていきます。


 トリュフに至っては800ユーロと記録的な値段にはね上がっています。


 しかし、不況の中でも高級食材の売れ行きはまずまず。


 「どんどん買ってしまいますねえ。なにしろ年に一回のごちそうですからいいんじゃないですか」と女性。


 トリュフのお店では午前中だけで15個が売れたそうです。


 800ユーロと言っても1キロ単位のお値段です。100gくらいだと80ユーロ。


 う〜む、それでもやっぱり高いですね。


 他にも、フォワグラ、各種鳥類のお店も賑わっていたようです。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、仲良しグループで大晦日のパーティをやることになった。何をどう思ったのか、友人が言った。『まずは、何日が都合が良いかみんなに聞いてみなくては!』」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 4

opas10

美味しい料理と美味しいお酒はペアになってますから、みなさん高級食材を手に入れると、マチガイなく次によいお酒を買うのでしょう。飲んだら絶対に運転してはいけませんが!! そして洋の東西を問わず、年越しにはイセエビやカニが人気なのですね~。個人的には殻付きホタテにも惹かれます!!
by opas10 (2013-12-29 17:13) 

rabbit

この一年いろいろ楽しませていただき、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
by rabbit (2013-12-30 20:41) 

carotte

opas10さん
フランスで年末のごちそうとなる、伊勢エビ、カニ、帆立、スモークサーモン、キャビア、カキなどの海の幸がよく登場します。そして、飲み物と言うとワインの他にシャンパンが出てきます。どこの国でも新しい年は美味しいものを頂きながら迎えたいということなんでしょうね。
by carotte (2013-12-31 18:11) 

carotte

rabbitさん
こちらこそ楽しませていただきました。
クルーズ紀行の続き楽しみにしています。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
by carotte (2013-12-31 18:13) 

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