スペインの公現祭 [スペイン]
昨日は、渋谷のパン屋さんで手に入れたガレット・デ・ロワをいただきました。
私はキリスト教徒ではありませんが、美味しいものを食べる機会は逃しません!
小さくて四角いのがフェーブです。日本製ではなくフランスからの輸入ものでした。
さて、このガレット・デ・ロワを食べる公現祭。
スペインではお祝いのパレードが開催されるそうです。
そして、子どもたちにとってはクリスマスより大切な日だとか。
というのも、東方の三博士が子どもたちにプレゼントを持って来てくれるからです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月6日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック)
ここはマドリード。これから東方の三博士のパレードが始まります。
まず最初に登場したのが白い衣装の羊飼い。
子どもたちの方はと言えば、三博士の登場を今か今かと待っています。
「僕たちは三博士のことが大好きなんだ。プレゼントをいっぱい持って来てくれるからね」と子どもたち。
しかし、三博士はすぐにはやってきません。
羊飼いの次は、キャンディを投げる子どもたちの乗った山車が通って行きます。
できるだけたくさんのキャンディをゲットしようと皆さん必死。
大きな箱を持った人や傘を逆さに広げている人もいました。
次に登場したのが、アクロバットのようなパーフォーマンスを見せてくれる人たち。盛り上がりますね。
そしていよいよ三博士の登場です。
三博士の名はそれぞれ、メルキオール、ガスパール、バルタザール。
子どもたちの歓声がひときわ大きくなりました。中には欲しいプレゼントのリストを見せる子供もいます。
「大好きなガスパールあてにお手紙を書きました」と女の子。
「僕は自分で組み立てるお城のミニチュアをお願いしました」
「私は子猫が欲しいと伝えました」
とは言っても、プレゼントをもらえるのはこの一年いい子にしていた子供だけ。
「マドリードの子どもたちはいい子ばかり。だからプレゼントもたくさんあるよ」とパレードの方。
三博士はどうやってプレゼントを運ぶのかなと思っていたら、なんとラクダの背中に載せていました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ウチの子どもたちにはあきれました。一人はパソコンに、もう一人はゲームに夢中になっている。いいかげんに動きなさいと叱りつけると、しぶしぶ場所を交替した」
VDM (Vie de merde)より
ガレット・デ・ロワをめしあがったんですね。キリスト教徒でなくても中からフェ―ぶが出てきたらなんかありがたい気がしちゃいます。スペインの子供もガスパールが好きなんですね。実は私もリサとガスパールが大好きで絵本フランスから買ってきてもらって眺めています。犬の服もみなリサとガスパールです。
by yuzuhane (2014-01-08 10:57)
yuzuhaneさん
ちょうど渋谷のパン屋さんの前を通りかかったら売っていたので買ってしまいました。美味しかったです!^^
おお、リサとガスパールがお好きでしたか。この東方の三博士は人気がありますね。どんどんキャラクターが膨らんで、ついには子供たちにプレゼントするまでになってました。
by carotte (2014-01-09 13:48)
ガスパールというとやはりあの絵本を思い出します。師匠が小さい頃によく一緒に読みました。フランス人のつぶやき、これがスマホになったら場所の交代すらないですから(^_^;)
by opas10 (2014-01-19 20:52)
opas10さん
あの絵本は人気ですね。あのキャラクターがなんとも言えない雰囲気を作り出してます。スマホになったら「ながら」になっちゃいますねえ。
by carotte (2014-01-22 11:23)