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フランス西部岬めぐり その1 [ノルマンディー地方]

 仕事が立て込みましてブログの更新ならずでした。


 さて今日から、フランス西部の岬の町を訪ねます。いつものように5回のシリーズです。


 第一回目の今日は、あの世界遺産のモン=サン=ミッシェルです(下記地図の青印)。


Paris_MontStM.jpg

より大きな地図で フランス西部岬めぐり を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月27日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 毎年350万人が訪れると言うモン=サン=ミッシェル。


 いつ行っても観光客でいっぱいですが、さすがに冬は静かだそうです。


 空から見たこの姿。回りを城壁に囲まれているのがよく分かります。


 この島だけで一つの自治体です。人口は43人(2011年調べ)。ここで暮らしている人たちがいるんですね。


 一番高いところには修道院が立っています。


 冬の主役は観光客より、ここの修道士や修道女。


 人口43人の中にこの方たちも含まれているのでしょうか?


 小さな地下礼拝堂ではミサが行われていました。


 11月から翌年の4月までミサの場所として使われているそうです。そして、観光客にも開かれています。


 荘厳なミサというより、親密で暖かいお祈りの会と言った雰囲気のミサです。


 これが終わると、修道士たちは別の部屋で食事をとります。


 さて通りに出ると、やはり観光客が古い街並の中をそぞろ歩いていました。


 これくらいの人数なら、ゆっくり落ち着いて観光ができそうです。


 「昔の観光客と今の観光客とでは買って行くお土産もちょっと違うようです。昔は、巡礼に来た証しとして鉛で出来たバッジのようなものを買って行きました」とここの歴史に詳しい男性。


 昔は観光地というより巡礼地としての意味合いが大きかったのかもしれません。


 島の高いところからは湾に沿って草原が広がっているのが見えます。


 この草原では食用の羊が放牧されています。あの“プレ=サレの子羊”の産地です。プレ=サレはこの草原のこと。


 納屋ではちょうど子羊が生まれたばかり。


 「30分もすれば自力で立てるようになります。これから3週間くらいするとプレ=サレに出して放牧することになります」と農家の女性。


 夜の闇に浮かび上がるモン=サン=ミッシェル。ここだけの特別な風景です。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、観光客がスーパーのレジで値段の交渉を始めた[がく~(落胆した顔)]

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 4

t-toshi

数年前に訪れたことを懐かしく思い出しました。空から見るとまた美しいですね。上り坂と、卵料理も思い出です。
by t-toshi (2014-02-09 10:17) 

carotte

t-toshiさん
空からの眺めもまた素晴らしかったですね。
私も一度行きましたが、あの卵料理はいただかないままでした。入口入ってすぐのお店ですね。東京には支店があるらしいですよ。なかなか商売上手です。
by carotte (2014-02-10 13:21) 

opas10

モン・サン・ミッシェルは、観光地としての紹介しか見たことがなかったので、こうした普段の生活の側面を観るのは初めてです。オフシーズンの方が、その土地の素顔が見られるのですね。
by opas10 (2014-02-15 12:23) 

carotte

opas10さん
観光地でも、普通に生活している人たちがいるんですよね。そして、修道士が食事している場面なんてあまり見たことがないですね。こういう場面を取材できるのもオフシーズンだからかもしれません。
by carotte (2014-02-16 14:35) 

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