食の愛好協会2 その5 [フランスのグルメ]
シリーズの最後は、ブルターニュ地方の町パンポールの特産品、いんげん豆。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月14日に放送)
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港町のパンポール。
ここで取れるインゲン豆はココ・ドゥ・パンポール(coco de Paimpol)と呼ばれ、フランス認定のAOCのラベル付きです。
こちらの愛好協会の衣装はかわいらしいですね。麦わら帽に黄色とエンジの縞々。
「皆仲良く」が協会のモットーだそうです。
「フランスでも一番美味しいインゲン豆ですよ。農業というのは楽な仕事ではありません。パンポールのインゲン豆を作る人たちを尊敬しています」と協会の方。
インゲン豆は7月から10月まで、このように人の手で収穫されます。
摘みたてを売る場合は鞘つきのままで、保存する場合は鞘から出して冷凍保存しておくのがいいそうです。
その豆を使って料理を作るシェフ。他とはちょっと違った料理ができるとか。
「とろっとして、歯ごたえがあって、クルミの風味がするんです。自然のままに有機栽培で手を加えないで作られているのがいいですねえ」とシェフ。
この小ぶりで白いお豆、お肉にもお魚にも合うそうです。
愛好協会の方々、豆談義で盛り上がっていました。
そして皆さんが召し上がっていたのはお魚と一緒のココ・ドゥ・パンポールでした。
あの縞々の衣装の黄色は豆を、エンジは鞘を表しているのだとか。
そして、ボタンをよく見ると、豆で出来ていました。
さらにメダルも同じように黄色とエンジ。真ん中には鞘に入ったインゲン豆が描かれていました。
どんな料理にも合うココ・ドゥ・パンポールですが、お店に並ぶのは7月から10月までの4ヶ月だけ。
「その時期に買っておいて、鞘から出して冷凍保存しておけば一年中食べられますよ」と会長さん。
AOC付きの白インゲン豆、一度食べてみたいものです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、5歳になる息子が、フライドポテトを作ってくれないなら、冷凍したブロッコリーを投げつけるぞと脅して来た」
VDM (Vie de merde)より
インゲン豆の愛好会、今回紹介された愛好会の中では一番こじんまりしてますね、お店の常連さんが集まったような感じです。とはいえ、ボタンのカタチやメダルの絵柄など、マニアックなところは他の愛好会と全く同じで(笑)。
by opas10 (2014-02-23 14:17)
opas10さん
いままでの愛好協会とは違った雰囲気で、取っ付きやすい感じです。衣装もかなり凝ってました。皆で考えたんでしょうね。パンポールという町の名前にも合ってる気がします。
by carotte (2014-02-27 20:55)