2014ニースのカーニバル [コート・ダジュール地方]
寒い冬にぱっと明るくなる一大イベント!と言えば、カーニバル。
リオのカーニバルは3月1日から始まるようですが、ベニスではすでに2月15日から始まっています。
そしてフランスのニースでは、先週の土曜日22日から始まりました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
色とりどりの花で飾られた山車が、ホテル・ネグレスコの前をパレードして行きます。
山車の上から美しく着飾った女性の皆さんが観客に向かって投げているのが、あのミモザの花。
イギリス人がオーストラリアから持ち込んだものだそうですが、すっかり南仏を代表する花になってしまいました。
それにしてもこれだけの数の花を飾ってのパレードはなかなか見られるものではありませんね。
しかも造花ではなく生花です。
山車に使われている花は一台で平均4,000本。ものすごい数です。いずれもこの地方で栽培された花ばかり。
「素晴らしいわ。本物が見られて本当に良かった」と観客の女性。
yuzuhaneさんのお話によると、観覧席は有料だとか。
確かに、スタンド席は25ユーロ、立ち見席は10ユーロと値段がついています。
世知辛い世の中になったものです。
とは言うものの、これだけの山車を作るとなると、時間もお金もかかりそうです。
有料も致し方なしでしょうか。
ところでこのニースのカーニバル、第一回目はなんと1876年に開催されたのだそうです。もう150年近くの歴史があります。
今年のカーニバルは来月の4日まで続けられるそうです。
カーニバルが始まれば春近しです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、そしてスマホで顔文字を覚えてからと言うもの、夫は本物の花をプレゼントしてくれなくなった。もっぱら文字でバラの絵を作ってはメールで送ってくるようになってしまった」
VDM (Vie de merde)より
色とりどりの花と、山車の上の人たちの服装を見ていると、もうすっかり春なんだな~と思ったら、観客席の人たちはまだ冬のモコモコの服装!ニースもまだまだ本格的な春にはなっていないのですね。
by opas10 (2014-03-04 00:19)
せっかくニースに住んでいるのに娘は一度もこれを見たことがないそうです。入場料がかかるのがばからしいとのこと。もったいない。遠くにいるものはそう思います。
by yuzuhane (2014-03-06 15:26)
opas10さん
ニースと言えども本格的な春はまだもう少し先のようです。でも、この感じは春の先取りですね。うっとうしい冬にぱっと明るくしたい気持ちの表れかもしれません。
by carotte (2014-03-06 16:10)
yuzuhaneさん
そうですね。日本に住んでたらそうそう見られるものじゃないので、一度くらいは10ユーロ払って見てもいいかなですね。これだけの花を使った山車は迫力ありそうです。
by carotte (2014-03-06 16:17)