ベルギーのグルメ その4 [ベルギー]
シリーズの四回目は、世界遺産の街並を誇るブルージュ(Bruges)にあるレストランを訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
運河と美しい街並。
北のベニスとも呼ばれるブルージュで、レストランDe Vlaamsche Potを営んでいるのがオーナーシェフのマリオさん。
「それぞれの建物にそれぞれの歴史があり、こうして散歩するのが楽しいですよ。世界で一番美しい街だと思いますね」
そのシェフが向かったのは、牛の飼育農家。
ここで育つ牛の肉は脂肪が少ないのが特徴です。
「ここの牛肉はとても美味しいです。フランスで言えばリムザン牛のような牛です」とシェフ。
今日は、この牛肉を使った郷土料理フラマンドル風カルボナードを作ってくれます。
材料は、ビール、玉ねぎ、カソナード(ブラウンシュガー)、ビネガー、パン粉、マスタード。
まずは、強火の鍋で、大きめのキューブ型に切った牛肉の表面に火を通します。
そこへ、あらかじめ茶色になるくらいに炒めた玉ねぎを入れ、ビールを加えます。
煮立ったら適量のカソナードとビネガーを投入。
最後にマスタードとパン粉を加え、とろ火で煮込みます。
このカルボナードはカリッとしたフライドポテトと一緒に食べるのが定番です。
「マイルドなお味でとても美味しいですよ」と女性客。
フライドポテトはおかわり自由。
もちろん、ここではベルギー料理の代表格ワーテルゾーイ(鶏肉をクリームソースで煮た料理)も食べられます。
「皆、“おふくろの味”が好きなんですよ」と男性客。
他には、ベルギーチコリのグラタンもあります。
「週末にここへくると郷土料理が食べられるのでノスタルジックな気分になります」と若い女性。
締めのデザートは、ちょっと軽めのムース、各種チョコレートと、いたってシンプルでした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、バーベキューで牛肉の串焼きを作った。食べる時になって、母が生焼けだと言う。『ほら見て、これ。中がまだ赤いわ』ママ、それは牛肉じゃないよ。トマトだよ」
VDM (Vie de merde)より
カルボナードは、カリっとしたフライドポテトに合いそうですね~。赤ワインでいただくと美味しそうです。それにしてもフライドポテトのお代わり自由って、ちょっと贅沢な感じがします。カロリー高そうですが(笑)
by opas10 (2014-03-09 00:36)
opas10さん
フライドポテト、圧倒的に高カロリーです。でも、お肉との相性が抜群なんですよね。それに栄養から考えて食べ合わせがいいらしいです。一部のベルギー人が世界遺産にならないかと考えているくらいですから、お代わり自由の大盤振る舞いなのかもしれません。
by carotte (2014-03-11 13:27)