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ロワールのお城 その5 [サントル・ロワール地方]

 シリーズの最後は、前回のシェムリー城から40キロほど西へ向かった、ロワール川の支流シェール川沿いにあるシュノンソー城(Château de Chenonceau)を訪ねます(下記地図の紫印)。


 ベルサイユ宮殿の次に観光客に人気のお城です。

Paris_Chenonceau.jpg

より大きな地図で ロワールのお城 を表示
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 毎年100万人ものの観光客が訪れるというお城も、冬の朝は静まり返っています。


 聞こえるのは鳥のさえずりと川の音だけ。


 朝7時、技術部門の責任者ジャン=リュックさんが自転車でやってきました。


 もう30年も前から観光客がやってくる前にこうして毎日点検しています。


 一方、オレリーさんはお花の担当です。


 「私の仕事は、毎週新しい花を飾って、動きのある生きた城にすることです」


 そして庭師はお城の暖炉に欠かせない薪を準備します。


 薪は、古くなった庭の木を切り倒して作ります。


 「森の中に庭があり、庭の中にお城があるんです。庭なくしてお城はなりたちませんよ。森と庭と城の3つが一つに調和して初めて本当の城になるんです」と別の庭師の方。


 夏ほどではないもの冬も世界中から観光客がやってきます。


 シュノンソーはフランス国王アンリ2世が愛妾のディアーヌ・ドゥ・ポワティエに与えた城として知られています。


 そして、洗練されたエレガントな城に仕立て上げたのはこのディアーヌだと言われています。


 寝室にはルネッサンス様式の暖炉が備えてあり、当時と同じように薪が炎をあげ部屋を暖めています。


 「外はとても寒いですね。でもお城の中は魅力にあふれていて、時間を旅しているような気分になります」と見学中の女性。


 お城の敷地の中には農場の建物もあります。


 ここではあのオレリーさんが別の生け花を準備中。このアマリリスは、ここで栽培されています。


 お城の花は全部自前。お城の花壇では季節によって様々な花が咲くそうです。


 それにしても美しいお城ですね。人気なのがよく分かります。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

「今日、私の名前は「花」と言います。なのに私は花粉アレルギー」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

川に上に建ち、アーチが美しいお城ですね。暖炉の豪華さが非常に印象的です。
by opas10 (2014-03-18 23:48) 

carotte

opas10さん
川を渡るアーチ型の回廊がきれいですね。ディアーヌが作らせたそうです。ここはまだ行ったことがないので、一度行ってみたいと思っています。
by carotte (2014-03-20 14:38) 

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