モン=ブランの麓に桜園 [ローヌ=アルプ地方]
桜前線は東北から北海道へと移っているようですが、遠く、モン=ブランの麓に日本の桜が咲いているそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年4月21日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
「これは松前静香という品種の桜です。花の香りがいいですね。アーモンドの香りがします」とフランクさん。
日本の桜について語らせたら何時間あっても足りないというフランクさん。
元は数学の先生でした。今は苗木屋をしています。
そして、世界各地から集めた桜の木をモン=ブランの麓で育てています。
私たちがよくみかける桜もありますが、房のようなちょっと変わった桜もあります。
この桜園は、イギリス人の庭師と日本の団体の協力で出来上がったそうです。
「ある日本人男性に連絡を取ったんです。その人は今では95歳にもなっていますが、様々な種類の桜を作り出していたんです。そして僕にその育て方を教えてくれました。仕事を引き継いだので、彼はとても喜んでいますよ。なにしろ次の世代の人にもこの桜を伝えることができるようになりましたからね」
出ました!お琴。
桜と言えばお琴の音ですねえ〜。桜園に響き渡っていました。
ここには約300種類の桜が植えられているそうです。
こうして日本人が見学に来るのも少なくないとか。
「桜は人の一生を想像させるんです。花が咲くと同時に一生が始まり、花びらがゆっくりと落ちて行くとともに一生も終わるというわけです」と日本人の女性。
“日本では桜の花は結婚のお祝いでお菓子やお茶に使われます”とナレーション。
確かに、桜茶なんていうのがありますね。
ここの桜は欧米の一般的な桜とは違って実は付けず、ひたすら花を咲かせる桜ばかりだそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、そしてずっと前から僕は日本が大好き。そこで僕の彼女に無理やり一緒に交換留学生に応募することを承諾させた。結果は、日本のことは何も知らない彼女が合格して、僕は不合格・・・」
VDM (Vie de merde)より
日本のよいところを紹介して貰いました。もう少し経ってから、是非訪れて見たい場所です。育って見ごろになるのと、寿命と、どっちが先か?桜は人の一生みたい、いいこといいますね。
by cycloo (2014-04-24 10:11)
cyclooさん
日本人に取っては喜ばしいお話でした。桜は美しいですし、春先のいい時に花をつけます。80歳でエベレスト登頂!なんていう話もありますから、ぜひとも大きく育った桜の木を見てきて下さい ^^/
by carotte (2014-04-24 19:52)
白い山並みにお琴の音色、さくら、フランス語なんか不思議な感じがしました。スリージェってあちらでは桜の実のことを主に指すらしいですが、これは実がならないんですね。ふさになった桜も素敵でした
by yuzuhane (2014-04-24 22:01)
yuzuhaneさん
向こうは実のなる桜の木が一般的ですね。桜にもいろんな種類があるようです。桜、モンブラン、お琴が登場してちょっと不思議な感じでした。まぎれもなく回りはフランスなんですよね。
by carotte (2014-04-25 00:20)
桜のあるところに日本人あり、なんですね~。桜の花の下で、和服姿の女性が琴の演奏、って海外の方が抱く典型的なイメージなんでしょうね。
by opas10 (2014-04-27 22:12)
opas10さん
はい、典型的な日本のイメージでした。そして、日本には他にもいろいろ伝統的な楽器がありますが、桜となるとやっぱりお琴の音がぴったりのような気がします。
by carotte (2014-04-29 16:01)