迷子の9200万ユーロ [トピックニュース]
このところの円安で、1€は約140円くらいになってしまいました。輸入品への影響は少なくありません。
先日、いつも飲んでいるイタリアのコーヒー豆ラバッツァを買いに行ったら、消費税も上がったのと相まって、800円を超えていました。
以前は700円くらいだったのに・・・(涙)。
数年前には600円とか500円とかで安売りしていたこともありました。
が、しかし、この円安と消費税では致し方ございません。
さて、そのユーロですが、フランスだけで9200万ユーロが迷子になっているとか。
いったいどういうこと?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年6月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
9200万ユーロと言えば日本円でざっと130億円。
パリ造幣局の調べによると、これが2013年に迷子になったユーロの総額だそうです。
その原因は、小銭。
ユーロの一つしたのサンチーム硬貨がどこかで消えて市場に出回らなくなってしまっているとか。
住民一人頭1.39ユーロがなくなっている計算になるそうです。
「私は小銭と言えどもちゃんともらってますよ」と女性。
「孫が貯金箱を持ってるんでね、そこに入れちゃうんですよ」と男性。
「友人が箱の中にいっぱい溜め込んでますよ。7キロもあるの」
どうやら皆さん、溜め込んでいらっしゃるようです。
行方不明の原因はそれだけではありません。
観光でフランスを訪れる外国人の皆さま方、観光を終えて帰国する際に、残ったユーロ札と一緒に小銭も持ってお帰りになることが多いようです。
両替できない小銭は記念に取っておこうというわけです。
それにしても、ちりも積もればなんとやらですね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、男がこちらにやってきて、バスに乗るから2ユーロくれと言う。それで私は言った。『今日は公共交通機関はどれもタダ。よってバスもタダよ』すると男が言った。『ああ、そうなの。それじゃあ、コーヒーを一杯飲みたいから2ユーロくれよ』」
VDM (Vie de merde)より
確かに海外に行くとなんだかんだでコインが溜まってしまいます。自分の手元にもアメリカ出張で残った大量のNickleとDimeが眠っています。
by opas10 (2014-06-15 15:10)
opas10さん
確かユニセフかなんかが空港に募金箱を設けて、旅行客に使わなくなった外貨のコインを募金するように呼びかけてますね。いっそ入れてしまおうかと思いつつも、又来た時にコインがあると便利なので取っておくなんてことになるんですよね。
by carotte (2014-06-15 21:33)