養蜂デー [トピックニュース]
しとしと雨が降り続くのが梅雨なのですが、今年は様子がちょっと違ってますね。
ざあ〜っと降っては晴れ、またざあ〜っと降っては晴れ、亜熱帯風な気候になってます。
そんな梅雨の晴れ間の写真です。
良く手入れされた紫陽花の中を電車が走って行きます。
私の利用する駅では夜にはライトアップもされます。
少し湿ったくらいが一番キレイにみえるので、やっぱり静かな雨がしとしと降ってくれないかなと思ってしまいます。
さて、梅雨のないフランスでは、金曜日と木曜日が「養蜂デー」でした。
もっとミツバチを大切にしましょう!というのがその趣旨。
最近、東京は銀座のビルの屋上に、ミツバチの巣箱が置かれ養蜂が始まったという話を聞いたことがありますが、パリでは、オペラ座や国民議会議事堂の屋上やアパルトマンのベランダなど、様々な場所で養蜂が行われています。
そんな場所の一つを訪ねてみました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2014年6月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはパリ9区にあるオフィスビルの屋上です。
巣箱を開けてみると、数千匹のミツバチたちが所狭しと動き回っています。
ガラス窓を隔てた建物の中では、小学生のグループが先生と一緒に見学にやってきました。
ミツバチの行動範囲は半径約3キロ。ここの養蜂所だけで年間55キロの蜂蜜を製造するそうです。
となると、この範囲の中に蜜を集めるだけの植物が棲息しているということになります。
ミツバチたちが巣箱に集めた蜜はこうして遠心分離機にかけられ搾り取られます。
「この仕事に興味を持ってくれる人が少しずつ増えています」と養蜂家。
ここで収穫された蜂蜜は、サラリーマンやそのお客さんたちに配られるそうです。
「養蜂デー」は今年で5回目。ミツバチの保護と、養蜂家の仕事や蜂蜜の製造過程をもってよく知ってもらおうと始まったイベントです。
最近、ミツバチの数が極端に減少しているという話も耳にします。ミツバチの繁殖の支援になるといいですね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、カレが庭のテーブルに蜂蜜で何か書いていた。しばらくして、たくさんのアリがやってきて、少しずつなんて書かれてあったのか分かった。それは『ジュ・テーム』だった」
VDM (Vie de merde)より
フランス人のつぶやきで、ジュ・テームって、何でしょう。教えてくださいませ。
by t-toshi (2014-06-23 13:19)
t-toshiさん
「君を愛しています」という意味です。
ちょっと凝った愛の告白だったわけです ^^
by carotte (2014-06-24 13:25)
井の頭線沿線のアジサイはキレイですよね。かつては師匠(次男)が沿線の学校に通っていたので、このあたりの時期の学校行事に参加する際には、車窓の景色を楽しんだものです。それにしても、フランス人のつぶやき、ちょっと手が込んでいますが、うごめくアリが告白の言葉って(笑)。
by opas10 (2014-06-25 23:15)
opas10さん
井の頭線、ご利用でしたか。この時期になるとアジサイがきらきら輝いて見えます。見る度に、植木屋さんがよく手入れしてるんだろうなと思います。つぶやき、ロマンチックなようなグロテスクなような・・・。
by carotte (2014-06-26 20:41)