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イタリアの湖を巡る旅 その1 [イタリア]

 仕事が立て込みまして、この数日ブログの更新ならずでした。[もうやだ~(悲しい顔)]


 さて、今日から5回のシリーズでイタリアの湖を訪ねます。


 第一回目の今日は、コモ湖(下記地図の青印)。

Italy_Como.jpg

より大きな地図で イタリアの湖を巡る旅 を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年6月30日に放送)(をクリックしても映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 湖畔に立ち並ぶ豪華なヴィラ。各国の王室やセレブたちの別荘です。


 あのジョージ・クルーニーもこの中の一つで婚約者のアマルさんとくつろいでいるのでしょうか?


 湖畔にあるのは別荘だけではありません。昔からここで暮らしている人々の家々も並んでいます。


 そんな家の一つがアレッサンドロさんの自宅。12年かけてリノベーションしたばかり。


 「ここは歴史ある建物ですから、我々にとっては大切な場所なんです」とアレッサンドロさん。


 16世紀に建てられたこの建物は、スペイン総督のお屋敷でした。


 長く放置されたままになっていたのをアレッサンドロさんが修復し、宿泊施設(Palazzo del Vice Re)に作り替えたのです。


 「私の母はこの部屋で生まれました。ベッドは父が生まれた時のものです。ですから、こうして取ってあるのです」


 お部屋もいい感じですが揃えてある調度品も素敵です。このお部屋で一泊280ユーロ(約40,000円ほど)。


 この建物で高級リゾート地となるとこれくらいはしてしまうのですね。


 さて、湖を北上して、二叉に分かれていた湖が一つになるあたりにくると、湖畔の村ベッラージョ(Bellagio)があります。


 人口3000人の小さな村ですが、その起源は紀元前5世紀までさかのぼるほどの長い歴史があります。


 そんな村で木工細工を営んでいるのがルイジさん。父親から受け継いだ技術でオリーブの木を様々なものに加工しています。


 ベッラージョで一休みしたら、さらに湖上を北上します。


 河畔の風景を楽しんでいると、見えてきたのがボートの修理工場。


 「古くなったからと言ってすぐに廃棄するものではありません。部品を取り替えてやれば長持ちします。ここにあるのはもう50年や60年使われ続けてきたものばかりですよ」


 マンドリンの音色が美しいコモ湖の風景をさらに魅力的にしていました。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、息子がイタリアの修学旅行から帰ってきた。その土地でしか手に入らないお土産を買ってきてもらおうと少しお小遣いを渡しておいたのだが、息子が買ってきたのはバリラのパスタ一袋[眠い(睡眠)]

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

豪華なブィラは、ホテルだけでなく個人所有もあるのですか!やはり欧州の冨の蓄積は桁が違います。レストアされた昔の
ボート、むしろ新鮮に見えますね。
by opas10 (2014-07-05 23:31) 

carotte

opas10さん
はい、あそこに並んでいたのは全部別荘だそうです。豊かな方々がたくさんいらっしゃるようで・・・。そうかと思うと、ヨーロッパの一般の人たちはわりに倹約家が多いように思います。ボートなんかもこうして修理しながら何年も使うようですし。
by carotte (2014-07-06 16:04) 

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