林間学校2014 その1 [フランシュ=コンテ地方]
先週末のフランスは、バカンスを終え帰る人と、これからバカンスに出かける人で、道路は大変な込み具合だったようです。
土曜日は1000キロに渡って渋滞が続いたとか。歴史的とも言える記録だそうです。
その様子に興味のある方は→こちら。
日本のようにお盆があるわけじゃなし、2ヶ月に渡って夏休みを取る機会があるんだから、皆さん、もう少しバラバラに出発すればいいものをと思わなくもありません。
さて、夏休み中、親元を離れて林間学校ですごす子どもたちがいます。
そんなフランスの、ある林間学校の二週間を5回のシリーズで紹介します。
第一回目の今日は、林間学校のあるフランス東部の小さな村ショー=ヌヴに集合する子どもたちの様子についてです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年7月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
午前11時、ブルゴーニュ地方の都市ディジョンの駅前に停車するバス。
このバスに乗って、ジョー=ヌヴに向かいます。
参加する子どもたちの年齢は7歳〜13歳まで。フランスの各地からここに集まってきました。
なんとなく緊張感が漂います。子どもたちは皆初対面。引率担当の女性も迷子の子供がいないか気になります。
まずは荷物をトランクにしまい、バスに乗込みます。
数時間ほどバスにゆられていると、こんな感じで子どもたちもリラックスしてきました。
車窓の向こうには緑豊かな自然の風景が広がります。
「着いたらどうしたらいいんですか?」と男の子。
「まずは荷物をトランクから降ろすのよ」と引率者。
3時間ほどで目的地に到着。
ショー=ヌヴは人口230人ほどの小さな村です。子どもたちが夏をすごすには理想的な田舎です。
バスから荷物を降ろし、今日から二週間寝泊まりする宿泊所に向かいます。
アルザス生まれのインストラクターのアルチュールさんが子どもたちを部屋に案内してくれます。
直接、この林間学校に子供を送ってきたお母さんもいます。
「二週間は長いですね。ちょっと心配です。初めての子供ですし」
まだ8歳になったばかりという男の子。これから二週間はお母さんとはお別れです。
夕食は全員食堂に集まっていただきます。すでに仲良くなった子どもたちもいます。
夜9時、消灯の時間。
「今日は一日中乗り物に乗っていたので疲れました。ばたんきゅ〜で眠れると思います」と女の子。
明日から始まるアクティビティに備えて、今晩はぐっすり寝ておきましょうね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、8ヶ月も待って、やっと夏休みがやってきた。ビーチに海に海水浴!・・・くらげ、アレルギー、病院」
VDM (Vie de merde)より
コメント 0