近隣トラブル [地方の小さなできごと]
このところ有名無名に関わらず様々な方々がチャリティで氷水をかぶっていますが、たまにはちょっとした手違いでおかしなことになってしまう場合もあります。
その失敗作が→こちら
単純に水をかぶるだけなのですが、こんなに世界中に広まるとは・・・。
東京はこのところの異様な暑さに、氷水でもかぶりたい気分になりますが、フランスは逆に夏とは思えないくらいの涼しい天気のようです。
南仏で25℃、ブルターニュ地方はなんと18℃!
暑すぎるのもなんですが、涼しすぎるのも困りものです。
さて、フランス南部の小さな村で近隣トラブル発生。どんなトラブルかと言えば・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年8月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ダイソンさん夫妻は、のんびりと老後をすごそうと英国からこのフランスの小さな村にやってきました。
トラブルが発生したのはこの4月のことです。
「ある朝、起きて雨戸を開けたら、目の前にバリケードが出来ていて一向に明るくならないのです」とダイソンさん。
それからしばらくすると、お隣さんが家の窓の前に壁を作り始めました。
因にお隣さんも英国人。
そんな状態が2ヶ月ほど続き、これはちょっとひどいんじゃないかと村人たちが声を上げました。
そのせいか、お隣さん、作った壁とブロック塀を撤去。今は壁は取り外され、もとの状態になっています。
「そもそもこの中庭は、そのお隣さんの所有なんですよ。勝手に自分の土地を好き放題に使われるのがいやだったのです」と説明する村長さん。
どうもこの中庭は、人が通ったり車を止めたりと、今まで私有地でありながらも現実には暗黙に共同で使われていたようです。
お隣さんの気持ちも分からないではありませんが、壁で仕切られてしまっては生活ができなくなりそうです。
そんなこんなで、今ではダイソンさん支援グループができあがっているそうです。
「お隣さんのやり方は受け入れられませんよ。人間のやることじゃないです」と男性。
面白いことに、人口250人ほどのこの村には40人ほどの英国人が暮らしているそうです。
そんな土地柄だったのですね。
なんとか上手い解決法がみつかるといいのですが・・・。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私の古い携帯Nokia 3610がどれだけ丈夫に出来ているか試してみようと、壁に投げつけてみた。すると壁に小さな穴が空いた」
VDM (Vie de merde)より
今回私が泊まったMontcuqという村でのこと。レストランで食事をしていると、広場で犬を連れた数人のひとが、近所の世間話という風に立ち話をしていました。どうも英語をしゃべっているようです。観光客ではなさそうです。不思議な光景でした。あとで、宿の主人に聞いたら、この村の20%は英国人だそうです。ブリュゲロールとほぼ同じ比率ですね。社会保障はただ、家が安いということで、人気があったそうです。他に、ドイツ人、オランダ人もいるそうです。ただし、増加はストップしたと言っていました。老後をこんなに簡単に(かどうか?)外国で暮らせるのもいいですね。サンジャックの道のような過疎地が狙い目かも?どこでも、空き家と不動産屋がいやに目につきました。
by huck (2014-08-22 09:12)
huckさん
住人の20%がイギリス人というのが面白いですね。イギリスに比べるとフランスの方が気候がいいでしょうし、いろいろ住みやすいことがあるんでしょうね。それに母国に近いということもありますし。フランス南部の片田舎で老後を過ごすというのもいいですね。ただ、日本から遠いというのがちょっとネックになりますね。もう少し近いと良いのですが・・・。
by carotte (2014-08-23 10:52)
フランスで、イギリス人同士のトラブルですか!支援グループができるということは、ダイソンさんの方が村に受け入れられているのですね。いずれにしろ、隣人のやり方は誉められたものではありませんね。
by opas10 (2014-08-24 18:23)
opas10さん
そうなんですよ、フランスでイギリス人がトラブってるんですよ。そこへフランス人が混ざり込んでああだこうだ言ってますから、ちょっと可笑しいですね。
by carotte (2014-08-27 15:58)