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カヌレ [フランスのお菓子]

 仕事が立て込みましてブログの更新ならずでした。


 二日ぶりにフランスのTV局TF1のサイトにアクセスしてみると、フランス人の名前が話題になっていました。


 フランス人の名前で思いつくのが、フランソワ、アンドレ、アンヌ、カトリーヌ・・・等々。


 しかし、今年生まれた赤ちゃんに付けられた名前で一番人気だったのは、女の子がエマ、男の子がリュカだったそうです。


 ちなみに女の子の二番目はレア、三番目はクロエ、男の子は二番目がナタン、三番目がレオ。


 名前のつけ方も時代とともに変わっていくようです。


 さて、気温も下がり、暖かいお茶やコーヒーが美味しく飲める季節になりました。


 そのお供に、”カヌレ(Canelé)”というお菓子はいかがでしょう?ボルドー地方で生まれたお菓子です。

 Paris_Bordeaux.jpg

 

 

 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年10月27日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 歴史的建造物の立ち並ぶボルドー。

 一番知られているのはワインの産地としてのボルドーかもしれませんが、カヌレという特産品もあったのでした。

 「ボルドーと言えば、カヌレですよ」と女性。

 カフェでコーヒーのお供に食べたり、歩きながらつまんだり・・・。

 「かりっとして美味しいですよ」と男性。

 小さくてどんなお菓子かよくわかりませんが、お菓子屋さんの厨房で近寄ってみると、こんな感じのお菓子でした。

 最近、日本のおお店でもみかけるようになりましたね。

 このお店のパティシエのリュックさん、できるだけオリジナルに近いカヌレを作るように心がけているそうです。

 カヌレは18世紀にボルドー近郊の村にある女子修道院で生まれたと言われています。

 「このお菓子で大切なのがバニラとラム酒の香りです」とリュックさん。

 ボルドーは歴史的のこの2つを輸入しやすい場所だったそうです。

 生地はまる1日寝かせてからカヌレ独特の型に入れて焼きます。型に蜜蝋を塗って焼くと、周りがカリッとしたカヌレが出来上がります。

 オーブンの前で焼きあがるのを今か今かと待ち構えている皆さま方。

 この衣装は、ひょっとしてあのコンフレリでは?

 やはりそうでした。コンフレリは日本語で言ってみれば愛好協会のような感じの団体です。

 つまり、この重々しいマントを羽織った方々は、カヌレ愛好協会の皆さま方でした。

 できあがったカヌレにナイフを入れてみると・・・おいしそうですねえ〜。

 外側がカリッとしているのがわかります。

 香りがいいらしいですが、こればっかりはインターネットとは言えども運んできてはくれません。

 カヌレは焼きたてを食べるのが一番いいそうです。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******



「今日、4ヶ月の産休後、やっと会社に復帰した。しかし、10人の同僚のうち9人までが、私の名前を忘れていた」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

カヌレの生地、もっと粘性が高いのかと思いきや、意外にもサラサラした液状なんですね。そしてカヌレもさることながら、その後にちょっとだけ映像でやっていた鳥のネタ、何やら気になります!
by opas10 (2014-11-02 22:03) 

carotte

opas10さん
カヌレは一見したところわりに重たいお菓子に見えますが、中は軽い感じです。シュー生地に近かったように思います。最後の鳥のネタは、たぶん、鳩の猟の話じゃないかと思います。だいぶ前に当ブログで紹介したことがありますよ。オトリの鳩を使って野生の鳩を捕まえる猟です。
by carotte (2014-11-03 21:05) 

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