2026年サグラダ・ファミリア [スペイン]
アントニ・ガウディが設計し、現在も建築中の教会サグラダ・ファミリア。
私が観光したのはもう20年以上も前になりますが、工事現場のようなところを避けながら見学したような記憶があります。
工事が始まったのは1882年。いつになったら完成するのかわからないと言われてきましたが、関係者の話では2026年には完成するとか。
完成したサグラダ・ファミリアは一体どんな姿になっているのでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2014年9月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
バルセロナの街にそびえ立つ独特の塔。空から見るとこんな風になっているのですね。
建設が始まったのは今から約130年も前の事。そして現在も工事は続いています。
中に入ってみると、さらに感動が待っています。
中央広間の天井の高さは60m。上を見上げるとすごいことになっていました。
「素晴らしいですね。大きくて美しいです」と女の子。
「カラフルですね」とお父さん。
「まるでアニメーションですヨ」とお母さん。
これは作るの時間がかかるのもうなずけます。
白黒写真の白いお髭の方がガウディさん。どこからこんな発想がわいてきたのでしょう?
こうして観光客が見学している間も、建築作業は続けられています。
取材班が歩いているのは作業員しか上がれない100mほど上の足場。この工事現場で毎日200人ほどの作業員が働いているそうです。
予定では18本の塔が建てられることになっています。そのうち完成しているのは8本。
建設費用はすべて寄付で賄われているそうです。
「安定した寄付が得られれば、工事も安定して進めることができます。寄付が少なくなれば、それだけ作業も遅れます。我々の任務は、当時の設計通りの教会を建てることです」と責任者の方。
ガウディはいくつか設計図を残しており、その計画は壮大です。
「こうして模型を作っていますが、数ミリでも間違うと、実際に建築する際に大きな問題を発生させてしまうことになるんです」と関係者の方。
一つ一つの石にこんな細かい細工が施されているんですね。これは時間がかかりそうです。
しかし、最後の映像に登場したように、2026年にはこんな姿になって完成しているそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、スペイン語の面接試験に合格した。難しい課題だったがなんとかなった。スペイン語で説明し終わると先生が褒めてくれた。それで思わず言ってしまった。『サンキュー、サンキュー ベーリー マッチ!』」
VDM (Vie de merde)より
carotteさまは、現地見学されたことがあるのですね、ウラヤマしいです。ガウディは、建築ファンとして外せない人物ですが、自分はもう一人彼と同時代に同じくバルセロナで活躍したドメネクの大ファンでして、カタロニア音楽堂はサクラダファミリア以上に「聖地」になっています。
by opas10 (2014-11-02 22:23)
CGによる完成版が面白いですね。2026年ですか。あと干支で一回りですね。
by アヨアン・イゴカー (2014-11-03 20:44)
opas10さん
もうだいぶ昔のことで記憶もおぼろですが、すごいところでした。でも、まだあんな綺麗な天井はなかったような気がします。メネクの方は残念ながら実物は見ていませんが、あちらもかなり荘厳な建物ですね。
by carotte (2014-11-03 21:19)
アヨアン・イゴカーさん
はい、CGがよくできてました。完成までもう一回りはかかるみたいです。思ったより早いような気がします。
by carotte (2014-11-03 21:21)