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ユーロスター祝20周年 [トピックニュース]

 なかなか不況から脱出できないフランス。今年のクリスマスの予算は昨年よりマイナス4.5%の518ユーロ(約73,000円)ほど。


 子供達へのクリスマスのプレゼントを節約するわけにはいかないので、そのしわ寄せのほとんどが食卓に行ってしまうとか。


 日本はフランスよりはちょっとはましなんじゃないかと思っていたのですが、結局、似たり寄ったりなのかもしれません。


 消費税率が上がってから、お買い得品ばかり狙って買い物してます。無駄遣いはしたくない!



 それはさておき、昨日の11月14日で開通から20周年を迎えたのがユーロスター。英仏海峡トンネルを走り、ロンドンとパリを2時間15分で結びます。


Dover_Clais.jpg 



 

  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年11月14日に放送)(をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 ロンドンへ向かうユーロスターの出発ロビー。


 「少なくも毎月1回は乗りますよ。」とジェラールさん。


 ユーロスターが開通したのは1994年のこと。以来、多くの人々のライフスタイルを変えてきました。


 今やイギリスは島ではなく大陸と陸続きといっても過言ではありません。


 「とっても便利でいいですが、ちょっと運賃が高いなと思う時がありますね」と英国人女性。


 乗車券は40〜250ユーロ。ずいぶん幅がありますね。乗車する時期や一等席か二等席かで違ってくるのかもしれません。


 しかし、パリでショッピングを楽しみにやってくる英国人やビッグベンの見下ろすロンドンで週末を過ごすフランス人の数が減ることはありません。


 「ユーロスターといえば、速い!です」


 「ここはうちから近いですし、乗ればロンドンの中心街に到着ですからね」


 1994年の11月14日、当時のフランス大統領ミッテランが開通を宣言しました。


 それ以来、乗客は毎年増え続けているそうです。


 今年6月にフランスを訪れたエリザベス女王もユーロスターに乗ってやってきました。


 「ユーロスターはすでに15000万人を運びました。乗客は増え続けています」と責任者の方。


 この日の朝、音楽の演奏とともに新しい車体のユーロスターがお目見えしました。


 未来派のデザイナーによるデザインだとか。


 中はこじんまりとしています。座席の数からして新幹線より一回り小さい感じ。


 本格的に走るのは2015年になってから。


 ロンドンで暮らすフランス人は205,000人ほど。フランスの地方都市リールやレンヌについで多い人口です。ユーロスターがあれば里帰りも楽ですね。




 

******** フランス人のつぶやき *******



「今日、座席を予約するためにユーロスターに電話をかけたら、そのままお待ちくださいと言われ待っていると、変な匂いがしたので2歳になる娘に声をかけた。『おしっこ?それともウンチ?』すると電話の向こうで誰かが答えた。『お客様、そのどちらでもございません』」

 

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

ユーロスターの運賃には、随分幅がありますね。航空運賃のように繁忙期と閑散期で差をつけているのでしょうか。フランス人のつぶやき、オペレーターの答え方がツボに入りました(笑)
by opas10 (2014-11-19 23:58) 

carotte

opas10さん
ユーロスターの運賃、高い方は安い方の6倍以上ですからかなり違いますね。TGVと同じで、時期によって安いチケットを売り出しているのかもしれません。つぶやき、楽しんでいただけたようでよかったです。
by carotte (2014-11-20 16:41) 

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