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アルデッシュ県のグルメ その2 [フランスのグルメ]

 アルデッシュ県のグルメシリーズの二回目は、人口130ほどの小さな村サーニュ=エ=グドゥレ(Sagnes-et-Goudoulet)(下記地図の緑印)にあるオーベルジュAuberge Chanéacを訪ねます。

Paris_Ardeche.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年11月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 サーニュ=エ=グドゥレは標高1200mのところに小さな村。手つかずの自然が残るアルデッシュの山々に囲まれています。


 そんな村に130年も前から続いているオーベルジュがあります。


 代々同じ家族が経営を引き継いで、今は4代目だそうです。


 その4代目は二人の兄弟。ピエールさんは農業をしながら、ジャン=フランソワさんは料理人としてオーベルジュを支えています。


 そして、二人の母親エリザベトさんも、今もこうしてお料理を作っています。


 ジャン=フランソワさんが本日作ってくれるのは、アルデッシュの郷土料理マオシュ(Maoche)です。


 寒い冬にこの地方でよく食べられる料理だそうです。


 材料は、豚の胃袋、ソーセージミート、豚のバラ肉、キャベツ、玉ねぎ、りんご、プルーン。


 まずは、キャベツ、玉ねぎ、りんごを刻みます。これに、バラ肉、ソーセージミート、プルーンを加え、よく混ぜ合わせます。


 これを胃袋につめます。胃袋がいっぱいになったら糸で閉じて布でくるみ、大鍋で4時間かけてゆでます。


 お湯はぐつぐつではなく、すこし泡立つくらいの温度がいいそうです。


 火が通ったら出来上がりです。


 メインをいただく前の前菜はフォワグラや自家製ソーセージ。


 「とっても美味しいですよ。アルデッシュの山の幸が全部このお皿につまっています」と女性客。


 いよいよマオシュの登場です。茹で上がるとこんな感じになるんですね。


 マオシュは、炒めたジャガイモとキノコを付け合わせに食べるそうです。


 皆さん、和気藹々と美味しそうに召し上がっていました。



 締めのデザートは、イチゴのアイスクリーム、栗とチョコレートとアイスクリーム+生クリーム添えのアブリコットでした。


 

 

******** フランス人のつぶやき ******* 

 

「今日、健康のために、タバコをやめてスポーツを再開し、飲酒も禁止、バランスのいい食事をとることに決めた。すると胃がおかしくなってしまった。あまりの変化にショックでやられてしまったらしい」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

前菜は、素材の味がそのまま楽しめそうな、素朴なおいしさなのが画面から伝わってきました。マオシュは、味がついているのでしょうか、このままだと結構さっぱり系ですね。
by opas10 (2014-12-16 23:59) 

carotte

opas10さん
素朴な前菜が美味しそうでしたね。食が進みそうです。
マオシュは、おそらくソーセージミートに味が付いているのではないかと思われます。りんごやブルーンが入っていて、わりにさっぱりした料理に仕上がってる感じですね。
by carotte (2014-12-23 10:17) 

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