アルデッシュ県のグルメ その4 [フランスのグルメ]
アルデッシュ県のグルメシリーズの四回目は、人口500人ほどの村シャンドラス(Chandolas)(下記地図の黄印)にあるホテル・レストランLes Muretsのシェフが、この地方のチーズを使った美味しい料理を作ってくれます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年11月27日に放送)
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シャンドラス村の近郊にはこんな美しい渓谷があるんですね。
そこに現れたのがシェフのドミニクさん。
「素晴らしい景色でしょう?特に秋はいいですよ。木々の葉っぱが色づいて美しいです」とシェフ。
そこへやってきたのがヤギの群れ。このヤギの乳から作られるのがチーズ。
ピコドン(picodon)という面白い名前のチーズです。硬いチーズのようです。
「ピコドンはこの地方の言葉ピカウドゥ(picaoudou)(ピリッとしながらもマイルドという意味合い)から来ています」とチーズの生産者。
このチーズを使っていよいよ料理が始まります。
材料は、鶏の胸肉、ピコドン、ジャガイモ、バター、卵。
まずはバターを溶かした鍋で鶏肉を炒めます。
次にピコドンをスライス。
「真ん中の白いところが柔らかい部分です」とシェフ。
鶏肉もスライスして、間にピコドンを挟み、200℃のオーブンで約5分ほど焼きます。
その間に付け合わせのジャガイモを準備します。
千切りにおろしたジャガイモにオリーブ油と卵白を加え混ぜ合わせます。
これをバターを溶かしたフライパンで炒めます。カリッとして美味しそうですね。
今回のレストランのお客様は年配の方ばかり。皆さん満足そうにお料理をいただいていました。
前菜のテリーヌがボリュームたっぷり。そしてサラダにもヤギのチーズが使われていました。
「この地方のチーズですからねえ」と男性客。
他には牛のフィレ肉とモリーユ茸、パリッとしたパイが美味しそうなキノコの料理、詰め物をした栗の料理などがありました。
そしてデザートは、フランボワーズソースの洋ナシとアプリコットのケーキ、お好みのアイスクリーム、栗と洋ナシのアイスクリーム添え。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、レストランで食事をした後、初めて彼の部屋に上がっていった。二人でお酒の入ったグラスで乾杯すると長椅子に座った・・・。そして彼が・・・テレビのスイッチをつけた」
VDM (Vie de merde)より
じゃがいも千切りに卵白を和えて、フライパンで炒めたつけあわせも美味しそうですね、メインの一品が来る前の、ワインのあてにしたいくらいです。
by opas10 (2014-12-27 17:53)
opas10さん
この千切りのジャガイモをフライパンで炒める料理はよく作るのですが、白身を入れるというのは初めて聞きました。まとまってふんわり仕上がるのでしょうね。美味しそうです。
by carotte (2014-12-31 22:48)